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概要編集

けものフレンズ第1話にて、ジャパリパークさばんなちほーで出会ったかばんちゃんサーバル。自分が何者であるかも含めて右も左もわからないかばんちゃんを、サーバルはとしょかんへ連れて行くべく導いていく。


広大なさばんなちほーは、徒歩で行くにはハードルの高いルートがいくつかある。元々さばんなを縄張りとしているサーバルは別にして、環境に慣れていないかばんちゃんにとってはどれも難所である。


ある時2人は、不規則に並んだ飛び石を使って小川を渡ることに。サーバルは自慢のジャンプ力でこれを難なく踏破していく。かばんちゃんもサーバルに倣って思い切ってジャンプするも、ジャンプ力不足で次の石へ飛び乗れずに着水してしまう。思わずサーバルに謝罪するかばんちゃん。だが、これに対してサーバルは

へーきへーき。フレンズによって得意なこと違うから!

と励ました。この、寛容な心に満ちた台詞に多くの視聴者が胸を打たれた。そして、誰が言い出したか、この台詞をきっかけに生まれた言葉が“サーバル平和賞”であった。ニコニコ動画に投稿されている第1話において上述のシーンが流れると、誰かがこの“サーバル平和賞”というフレーズをコメントするのが通例となっている。それ以外にこのフレーズが使われる例としては、サーバルの優しさを描いた二次創作への賛辞として用いられるパターンが多い。


ちなみに、その後の道程で2人は小型セルリアンと遭遇するが、これに対して為す術もなかったかばんちゃんは自身の不甲斐なさから落ち込んでしまう。しかし、この時もサーバルは

大丈夫だよ!私だって、みんなからよくドジーとかゼンゼンヨワイーとか言われるも(ん)!

 それに、かばんちゃんはすっごい頑張り屋だから、きっとすぐ何が得意かわかるよ!

と最大限の言葉で励ますのであった。このシーンでも心を揺さぶられる視聴者が後を絶たず、「へーきへーき(以下略)」ほどではないものの、サーバル平和賞の言葉が投げかけられることがある。

サーバル平和賞という言葉には、「みんながみんなサーバルちゃんみたいに優しければ、この世の中は平和なのにね」という思いが込められているのかもしれない。

4月からの新社会人にはサーバルちゃんが必要だ!



関連項目編集

けものフレンズ(アニメ)

サーバルちゃん ノーベル平和賞

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