概要だって、あんなデッカイ猫いないって
1998年に放送された「 マレーシア・ジャングル探検 」編。
マレーシアはタマン・ヌガラ国立公園へ赴いた一行は、ブンブン・ブラウと呼ばれる動物観察小屋にて夜を明かすこととなる。
時刻は深夜12時――闇夜に光る一対の目を嬉野Dがカメラに捉えた。
正体は判然としないものの、謎の動物はそれなりの体格を有しており、トラが近づいてきたのではないかと浮き足立つ嬉野D。その言葉を真に受けてパニックに陥ったミスターこと鈴井貴之も冷静にバリケード(ふにゃふにゃのマットを立てかけただけ)を作る始末。
一方、大泉と藤村Dは「シカじゃないか」と疑い、しばしトラ派とシカ派の不毛な論戦が繰り広げられる。
程なくして嬉野Dはカメラ越しに角を捉え、安堵と気恥ずかしさを込めた半笑いで上記の一言を発した。ちなみにミスターは「本気でヤバくなったら手にTシャツを巻き、火をつけてトラを追い払うつもりだった」と発言している。
のちに総集編にて本企画が流された際には、いつもの大泉らしからぬ冷静沈着(沈着冷静に非ず)ぶりに一連の行動を見て振り返った藤村Dをもってして「実は(あの時)一番冷静だったのは大泉君」と言わしめた。
とはいえ嬉野Dにとってはつらい思い出となったようで、後に「二度とやりたくない企画」にピンポイントで「ブンブン」と答えたという。他の出演陣もマレーシアでの企画はもうゴメンだとこぼしていたのだが……
6年後の2004年に放送された「ジャングル・リベンジ」編にて、ブンブン・ブラウへと向かう前にナイトジャングルウォークへ参加した一行。真っ暗なジャングルを徒歩で進む彼らの前に早々とシカの群れが現れ、嬉野Dは「 早すぎるよ シカ ! 」 「 シカいっぱいいんじゃん 」と発言。藤村Dが「 ダメだよ オレたちのメインだったのによぉ 」と口走り、大泉から「 シカ メインに据えんなよ ! 」とツッコまれた。この時点で動物の画は撮れてしまったものの、ブンブン・ブラウでもある意味で壮絶な展開が待っていたのは、また別の話。
その後もどうでしょうの公式グッズでは度々ネタにされており、2019年のどうでしょう祭公式グッズではエヴァンゲリオンとのコラボでシカならぬ「シトいっぱいいんじゃん」というセリフが書かれたグッズが登場したり、嬉野Dプロデュースの手ぬぐいには堂々とシカの姿が描かれているとか(嬉野D曰く「私といえばシカ」)。
他にも、どうでしょうグッズの一つにブンブン・ブラウのフィギュア(1998年バージョン)があり、ブンブンのフィギュアにシカが付属する(昼と夜の2種類のカラーバリエーションがあり、夜バージョンではシカの目が光っている)。
あっ!動画だ
その一部始終
シカ事件の一部始終をどうでしょう公式で配信。
大:大泉洋、鈴:ミスター、藤:ヒゲ、う:嬉野D
のちにこの場面の声優によるアフレコ動画が作られた。
配役は大泉洋:神谷浩史、鈴井貴之:下野紘、藤村D:本人、嬉野D:小野大輔
アフレコのみ
D二人の実況・解説付き
出なくていいって ウチらそういう関連イラストじゃないって
僕は捉えました関連タグを
けもフレどうでしょう:ニコニコ動画にて無料公開されているアニメ第1話のラッキービースト初登場場面や、シカシカキャラの登場場面でこのネタが使われる。なおメイン画像のヘラジカはムース汁ネタも使われる。