CV:野島健児
概要
オムデン・コロニー・カンパニーに所属する殺し屋でシュヴァルベ・カスタムのMSパイロットであり、物語中盤には作中で唯一リングを二つ所持する人物になる。
元々はギャラルホルンの士官であったが、上官を殺して逃亡し、オムデン・コロニー・カンパニーに所属する殺し屋として雇われ、現在の立場を築く。また、同じ組織に所属するレンジー・ダブリスコの監視役も兼ねているが、リング奪取の失敗を重ねたレンジーを見限り、彼の子分であるアンディ・ビトと共にモビルアーマーの殿にさせる。
また、他のウルズハント参加者を脱落させるため、目的地の破壊工作などを行う。
さらには物語中盤オムデン・コロニー・カンパニーから首を切られると感じたシクラーゼは連絡役の社員を殺害、ギャラルホルンに協力を開始する。
主人公のウィスタリオ・アファムに関しては甘い考えを持つ子供と認識しており、彼と最初に対峙した際には参加者ではないと嘘をつき、躊躇なく銃を向けていた。
冷酷非情な性格になった理由は過去にある。実父とその弟子であるコウゾウ・メンドウと共に厄祭戦とMAを発掘研究に勤しんでいた。その時の彼は父親の研究を誇りとしていた心優しい青年であったが、ある日父親が何処からか情報を掴んでいたある人物の策謀で謀殺されてしまった。父親の死によって『学問では世界は変えられず、力を持つ事だけが世界を変えられる』と考え、ギャラルホルンの軍人になった。
オムデン・コロニー・カンパニーの理事の一人からウルズハントの失敗する事を秘密裏に支持されたが、自分を切り捨てる為の策謀であると見抜き、5つ目のポイント到達後にオムデンを裏切る。部下達を始末した後に2人の案内人と共に行方をくらます。
その後はイシュー家家老であるオキナ・ウロカからイシュー家所属の艦隊指揮官として雇われる事になる。
上記の経緯や元々ギャラルホルンに所属していただけに、厄祭戦時代に関する知識を持ち合わせている。