概要
かつてケイ州コハン城の執政だった男。当時の城主を裏切って処刑してからは、役人・一般人問わず大量処刑を行い、州に恐怖政治をもたらした。そんな彼もついに告発され、処刑人バルマンテの手によって斬首されたのだが···。
バルマンテ編では、冒頭にてその処刑に関する奇妙な遺言を残す。「7度蘇り、正義を為す」という意味深な一言。最初はスルーされたその一言だが、やがてすぐに「シグフレイを名乗る男が現れた」という噂を耳にするバルマンテとアーサー・ダールトンは、その噂の真相を確かめに現地へと向かう。そこで見たのは、全くの別人ポール・ヘジンがシグフレイと名乗っている光景であった。
だが、シグフレイを名乗るポールが罪を犯したことで、彼を処刑すると、今度は別のパターンで「シグフレイ」が再び現れるという怪奇を目の当たりにする。
ファイアブリンガーを崇拝しているらしく、彼の「正義」はこの世界で一般的に信じられているそれとはかなり異なる点が見られる。