『見つけましたよ、ロイド様。』
CV：Lynn
概要
サルーム城のメイドを務める女性。19歳。ロイドの護衛兼教育係として彼に武道の稽古も付けている。実は「銀の剣姫」の異名をもつ元A級冒険者。
また、作中の女性キャラの中でも一際スタイルが良く、作中随一のお色気要因となってる。
来歴
父であるサルーム騎士団長マルクオス＝ラングリスの指導の元、剣術を極めようと鍛錬していたが、16歳になる少し前にあまりに剣一筋な精神性を危険視したマルクオスから「騎士道（利他的な精神）」を学ぶために冒険者になるように勧められたことにより冒険者となる。その際に、ギルド側の不手際が重なって登録のためにA級冒険者との力比べをすることとなったが、圧倒的な実力をもって一蹴したため、C級冒険者としてスタートした。
C級帯の依頼を次々とこなしてあっさりB級に昇格し、B級昇格後の初依頼（この道中で暗殺ギルドとも遭遇・交戦している）にて想定外の脅威と遭遇し、仲間を庇って死にかけたところをロイドに助けられる。ロイドとは父の付き合いで社交界に参加した際に一度対面して言葉を交わし、その際の問答から（自分以上に狂った）同族として意識しており、ここで助けられたことにより明確に関心と好意を抱く。
依頼完了直後に冒険者を辞め、同じく社交界で面識のあったアルベルトに頼み込んでロイド付きのメイドとなった（「元A級冒険者」というのはA級昇格審査中に冒険者を辞め、辞めた直後に審査が通ったことに由来する）。
性格
ロイドから絡まない範疇であれば基本的に冷静沈着であり、忠実に業務をこなす。
負けず嫌いな一面もあり、突っかかってくるタオと最終的に張り合おうとする他、魔人に敗北して以降に本格的な剣の訓練を再開した。
メイドになるまでは視界に入ったもの（人間を含む）を斬れるか斬れないか判断しようとするほど剣に飢えていた（本人曰く「悪癖」）が、現在は鳴りを潜めている。
人間関係
前述の経緯からロイドの事を非常に可愛がっている。その忠誠心は非常に強く、ロイドに色目を使う女性には警戒心を全開にし、危害を加える者が現れれば場が凍り付くほどの殺意を撒き散らしながら威圧し、場合によっては対象を容赦なく斬り捨てることもいとわない。しかし、魔術の探求以外への興味が希薄なロイドからは異性として思われていないどころか、前述の鍛錬を催促してくる所為で目的を邪魔する厄介者として見られており、その思いが報われることは少ない。
なお、ロイドが鍛錬を嫌がっていることは理解しており、彼が魔術探求の末に周囲を破壊しないように、鍛錬を強いて魔術探求に費やす時間や興味を削ろうとしている。
冒険者時代にロイドの圧倒的な魔術を間近で見たこともありその実力をある程度正確に把握しているが、ロイドがそれを隠そうとしていることを感じ取って合わせている。
ロイドに思いを寄せているタオについては特に邪険に扱っているが、同時にライバル視もしており、彼女のこととなると何かと熱くなる。
戦闘能力
常軌を逸した膂力をもとに、「ラングリス流」という「長剣」「短剣」「二刀流」「抜刀（居合）」と幅広い分野を網羅している高度な剣術を駆使する。しかし、その膂力の強さ故に剣の強度がもたず、ロイドから専用の魔剣や光武を貰うまでは満足に本気を出せたことが少なかった。
加えて、鍛え上げた運動能力に加え、一度見ただけで剣術の型を覚えられる天性の観察眼を持つ。
普段鍛錬をする時などはかなり手加減しているが、そんな状態でも魔術を併用したロイドが一本も取れないほど強く、本気でやり合った際はロイドの自動障壁を突破して実質的に一撃を入れている。一時期、（身代わりとして）ロイドに変装して稽古を受け、その片鱗を見たグリモワールからは「バケモノ」と評価され、冒険者時代にはジェイドとも交戦し、互いにハンデがあったとはいえ互角以上に渡り合った。
一方、魔力量については凡人以下であり、魔術は殆ど行使できない。
言葉通りの意味で剣に愛されており、名剣とはいえ、金属の塊でしかないはずの武器屋の剣が一斉に使ってくれと言わんばかりに彼女の周りに突き刺さった。（曰く求婚）そして（高額なことを理由に）振られたかと思ったら剣はそのまま折れてしまった。
関連タグ
ミオリネ・レンブラン：銀髪、中の人繋がり。主要キャラの一人と、共通点多数。但し、悲しい事に胸の方は…。
ルミナス・バレンタイン：こちらも銀髪の中の人繋がりかつ、転生した主人公と仲が良いキャラクター。姫君ではあるが、シルファ同様剣の腕もピカイチ。ただし、やや百合っ気のある変態なのが玉に瑕。
