概要
CV:マヤ・ホーク/多部未華子
ライリーが13歳になったあと、その頭の中にある司令部に他の感情たちとともに新しくやってきた。
本人曰く、その役割は「まだ見えてないものから(ライリーを)守ること」。感情としての性質の通りに当人もかなりの心配性であり、最悪の想像をするあまり現実からかけ離れた妄想の域にまで達したり、ライリーを極端な行動に走らせたりしてしまうことも。「目に見える危ないものから守る」役割をもつビビリは自分と性質が似ていることから、初対面で彼女の考え方にある程度共感を示している。
司令部の外にある「イマジネーションランド」内の「枕の砦」で頭の中の作業員たちを使役する権力があるようで、彼らのチームが全データを分析し、ライリーの今後を予測した映像(手描きで作成されている)を自身のパソコンで監視している。
スリムなオレンジ色の体躯に大きな口、頭頂部に広がったボリューミーな髪の毛が特徴。この髪は本人の感情に合わせて動き、興奮したり張り切ったりすればボワボワと膨れ、落ち込んだりして元気がないと後方に垂れ下がってしまう。
「ライリーの人生は複雑になっていく」「これまでよりも込み入った感情が必要」という理由で、未来を見ないで原初的な「幸せ」だけを追求しようとするヨロコビたちを司令部から追い出してしまう。
作品内だとヴィランのような扱いに感じた人もいるかも知れないが、(シンパイに限らず)全ての感情はライリーのためを思って動くもの。シンパイの行動もすべて、彼女なりにライリーを守ろうとして取ったものであり、本質的に主人公や世界に破滅をもたらすヴィランとは一線を画すといえる。(前作においても、ライリーを思うあまり、同じようなことが起きてしまったことがある)。