概要
ライリーが13歳になったあと、彼女の頭の中の司令部に、他の感情たちとともに新しくやってきた思春期の感情。
小さな女の子の外見をしており、司令部の中では一番小柄。何ごとも「いいなー」と羨み、その際には目がキラキラと輝くこともある。
ほかの感情たちと比べても純真でポジティブな性格にみえるイイナーだが、その実はやはり羨望≒嫉妬の性質を強く内包している。作中ではライリーに、憧れの先輩ヴァルを困らせてしまうほど激しくその髪型を羨ましがらせるなど、羨望の感情がもつ危うさもたびたび発揮させる。他者が抱える嫉妬の気持ちにも敏感であるようで、ライリーと友人との折り合いが悪くなってしまった際、司令部の中から「嫉妬させちゃった?ごめんねー」と言い放った(実際には友人らは明らかにライリーの変化を笑って否定し、距離を置こうとしているにもかかわらず)。
余談
イイナーは背が他の仲間たちと比べて極端に低い他にも、片手の指の数は4本、歯は中心に1本しかない。これは人間が「自分にないものを羨む」ということを、クリエイターらが視覚的に表現したためである。