概要
ライリーが13歳になったあと、他の感情たちとともに、彼女の頭の中の司令部へと新しくやってきた。名前の通りに本人も常に気だるげな態度を隠さず、司令部に置かれたソファに寝転んでばかりいる。
ライリーの感情をコントロールできるスマホを持っていて、普段はそれを使って彼女に「ダルい」気持ちを起こさせる(たまに制御盤から直接操作をすることもある)が、このスマホは自撮りなど普通の用途にも使えるらしく、ダリィは片時もコレを手放したがらない様子。本作ではスマホを無くした時に初めてソファから立ち上がり、(動揺のあまりソファを側方へ放り投げながら)それまでの怠けっぷりからは想像もつかない大声を張り上げた(このスマホが、後にライリーのある行動を止める方法となる)。
彼女が操作をすると、ライリーが何気ないように振る舞ったり、けだるそう・興味がなさそうな態度をとったりする。また正面からの対立や真面目な受け答えを避けるかのように、会話する時に皮肉っぽく言うようになり、同時にライリーの頭の中には巨大な皮肉の裂け目を作ることになる。(英語版での綴りは「Sarchasm」であり、Sarcasm=皮肉とChasm=裂け目を掛けたダジャレであると思われる)
余談
なにげに彼女のみ、「Ennui」と、フランス語由来の名前となっていて、作中でもヨロコビが、ダリィの名をよく聞き取れず(英語話者からすれば、フランス語の発音は聞き取りにくい場合があるため)、終始「リーリー」とあだ名で呼んでいた。ちなみに、名前がフランス語で、英語版の声優がアデル・エグザルホプロス(フランス人)であることもあって、作品内で何度かフランス語を話している。
中性的な見た目をしているが、れっきとした女性。
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同名の絵師が居る。⇒pixivアカウント