概要
CV:遊佐浩二
人気ナンバーワンのユニット「シーンユニット」のリーダー。
実力もトップクラスのアムドライバーで、戦闘スタイルは近接から射撃までこなす万能型。
それだけに使用したバイザーも格闘型のエッジバイザー、高機動射撃型のモトバイザー、重火力型のランドバイザーといった具合に「弘法筆を選ばず」を地で行っている。
当初は、新人のジェナスに実戦で必要な知識を教えずに先行させてピンチに陥れたり、前述の状況でピンチに陥ったジェナスを敢えて救出する事により「自身の好感度アップのダシにする」など、「ショーとしてのアムドライバー」の問題点を具現化した「嫌味な先輩キャラ」として、ジェナスに反発されていた。
(但し、第二話ではジェナスの提案した作戦を二つ返事で受け入れるなど早い段階からジェナスの事を内心では高く評価している素振りを見せている。)
しかし、「ショーとしてのアムドライバー」の根幹を揺るがす「スキャンダル」の発覚、及びそれに呼応した武装集団・「ジャスティス・アーミー」の侵攻時に、同集団に所属するアムドライバー・ディグラーズにフルボッコにされた挙句の完敗を喫した事で自らのアイデンティティを粉砕されてしまった。
しかし、状況の劇的過ぎる変化にもめげずに己の信念を貫き通すジェナスとの再会、旅の途中で出会った少年・ニコラとの交流を経てディグラーズ及び戦う事そのものへの恐怖心に打ち勝ち、ディグラーズを撃破して完全に復帰した。
その際に自分をしつこくアイドルとして再起させようとしていたマネージャーのキャシー・モルトン及びユニットメンバーであったクック・カーランドとロシェット・キッスの両名と袂を分かち、名実ともにジェナスたちの仲間となった。
(シ-ンの挫折から再起に至る一連のドラマは本作中盤の見どころの一つとなっている。)