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CV:大塚明夫


概要

二千年前、王都ガイラディーテを治める王にして、ガイラディーテ魔王討伐軍の総帥である齢六十の男性。


勇者カノンの師であり、自身もかつては勇者として、現役時には数々の魔族と死闘を演じてきた。妻子を魔族に殺されたことから魔族に対する憎悪が人一倍強く、世界が壁で隔たれ、アノスが転生した後も魔族に対する憎しみは消えず、二千年後アノスが転生した際に滅ぼすためにガイラディーテに勇者学院を設立。それに反対したカノンを部下に殺害させた。


ジェルガ自身は死後その根源を二つの魔法に割り、聖域(アスク)に同化して《魔族断罪(ジェルガ)》と根源クローンを生み出す《根源母胎(エレオノール)》の魔法に分けられた。


二千年後の現代では、聖域(アスク)に膨大な魔力が集め、初めてジェルガの意思が具現化。魔法体として姿を表す。さらにアゼシオン中の希望を吸い上げ、勇者を模した聖なる剣が握られていた鎧の巨人へと姿を変え、カノンの転生体であるレイと転生したアノスを滅ぼすために交戦。


最終的に理滅剣と霊神人剣の効果により憎しみが浄化され、アノスの手により転生(シリカ)を使われ消滅した。


関連魔法

根源母胎(エレオノール)

ジェルガの分割された根源の内の一つ魔法の一つ。

根源クローンを作り出す人型魔法でエレオノール・ビアンカそのもの。戦闘特化クローンの紀律人形ゼシアと教育型クローンのディエゴを生み出す。

本来はジェルガの人格を持つはずだったが失敗し、何度記憶が消されてもエレオノールにジェルガの憎悪が宿ることはなかった。このことにアノスはジェルガの心の葛藤のせいであると推測をしている。


魔族断罪(ジェルガ)

ジェルガの分割された根源の内の一つ魔法の一つ。彼の魔族に対する憎しみが魔法と化している。

聖域(アスク)の中に潜み、聖域(アスク)に膨大な魔力が集まった時初めてジェルガの意思が具現化する。人々の希望を強制的に吸収することで自身を強化出来る。


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