CV:山寺宏一
人物
厳格ながらも公正な統治を行い、国民は平和で豊かな暮らしを享受しており国民から多く慕われている。
その為、国民は彼ら皇族を憧れると同時に皇国の誇りと尊敬し、非常に高い人気を誇っている。
厳格ながらも家族想いな性格で、アンジュがノーマであることを知りながらも、娘の安全の為にそれを秘匿するなど、アンジュへの愛情が深い。
しかし、「ノーマを差別する政策を改善する」のではなく、「ノーマである事実を隠し続ける」という方針は結果的に大きく裏目に出てしまう事になり、アンジュの洗礼の儀で実の息子・ジュリオが彼女がノーマである事実を暴露、アンジュを逃がそうとした妻のソフィアが兵士の放った銃弾から娘を庇って死亡し、自身も拘束され皇帝の座を息子に簒奪され、第10話でのジュリオの発言から、彼によって処刑された事が明らかになった。
自身の娘であるアンジュがノーマである事実を隠し続けた事が悲劇の始まりであったが、彼自身もノーマを差別する政策に苦しめられた一人でもあった。
ロクに出番もないまま死亡退場したため、人物像は妻に比べ詳しく描かれなかったが妻と娘二人のメンタルが強いのに対し、息子はかなりメンタルが弱かったため息子ジュリオのヘタレな部分は父親である彼から受け継いでいるのかもしれない。