概要
『真・女神転生Dチルドレン』に登場するキャラクター。
光の書・闇の書
『光の書』の主人公。相棒は「ソルレオン」のランド(主人公も相棒も名前の変更が可能)。
レナ、アキラが所属する不思議クラブの一員。
デビルに関する知識はあり、本編開始直後のバトルネットでは割と強い。
図書館でデビル図鑑を発見したジン、アキラ、レナ、転校生のアミの4人は、ジンがそこに書かれた呪文を唱えてしまったために現れたヴァルハラの帝国軍のデビルに襲われる。
窮地を脱するためアミはジンとアキラにデビライザーを託し、ジンのデビライザーから現れた相棒のランドと、アキラと相棒のゲイルとともに、そのデビルを一蹴。
何とジンとアキラは人間とデビルとの力を持った子ども「デビルチルドレン」だったのだ!
パートナーのランドと共にデビルと戦う力を与えられたジンは、現れた時空のゆがみを修復するため、レナとともに異世界ヴァルハラへと向かう。
ヴァルハラでは時空のゆがみを修復するアイテム「時の鎖」を手に入れるために反乱軍と同行する流れとなる。
『闇の書』のアヴァロンでの決戦及び『炎の書』でメフィストから力を奪われる前は、ゴッドソルレオンを引き連れている。
炎の書・氷の書
『炎の書』の主人公(『光の書』と同様に名前の変更が可能)。
上記の戦いが終わった後は、デビライザーなどはランド(ゴッドソルレオン。他の手持ちはラハブ、アイアンガ、ユルング、シュテンドウジで、いずれも前作に登場するデビル)が保管していたものの、天使がジンのマンションに現れた際に再び姿を現す。
天使をゴッドソルレオンなどと一蹴したものの、間もなくメフィストによってかつての力を失ってしまう。
ランド
ジンのパートナーデビル。種族は「ソルレオン」。
ゲームにおけるキャラ付け自体はゲイルと大差ないが、アニメ版では初期の頃、ジンをパートナーと認めつつも後先考えずに突っ走るジンと喧嘩することもあった。
ジンはランドも大切に想っており、『炎の書』のガアーンのイベントでは、偽者のランドと解っていても傷つけるのを拒んだほど。
ゲームではストーリーを進めると体から力が溢れて体が熱くなるとランクアップする。
『光の書』では主人公の選択肢、『炎の書』ではこの時点における「アタック+ガードの合計値」と「マジック+Mガードの合計値」の高い方に応じて、ランクアップ先が変化する。
また、キングクラスのソルレオンは、『黒の書・赤の書』以来のパートナー専用の8回連続技「メギドフレア」をストーリー中に訓練所で習得できる。
『光の書』のキングクラスは、光の御子のパートナーの力である「血脈のアカシ」によってランクアップできる。
ゲーム版では光の御子のパートナーは明かされなかったが、アニメ版のようにソルレオンであるならば、結局は自力でランクアップしたと言えるか。
『炎の書』ではメフィストに力を奪われゴッドソルレオンからソルレオンに戻るものの、上記のように条件こそ異なるが『光の書』と同様にランクアップし、キングクラスも自力でランクアップする(厳密には一度失ったキングクラスに至るための力が戻ったと言えるか)。
『炎の書』ではニフルヘイム突入後から敵のインフレが進む上、キングクラスのランクアップも前作同様ラスボス直前のため、『炎の書』の難易度を上げる要因になっている。
特にニフルヘイム突入後はパートナーと他のデビルとの合体を積極的に活用しよう。
ランド
各種メディアミックスにおける初期形態。階級はコモンで最も弱い。
専用技の「ライトハウリング」を持つが、アニメ版では「デビルチャージ」しなければ使えない設定となっている。
ゲームではストーリー序盤では貴重な光属性の全体攻撃技で、ゼネラルクラスまでは重宝するだろう。
ルーンソルレオン
ゲームにおけるランドの直近のランクアップ先の一つ。階級はエリート。
魔法による味方のバフを得意とする。
ゲーム版と異なりアニメ版では途中にカオスソルレオンからランクアップしており、以降の「デビルチャージ」時はこちらの姿となる。
カオスソルレオン
ゲームにおけるランドの直近のランクアップ先の一つ。階級はエリート。
必殺技に特化した性能を持つ。
アニメ版では最初にランドが「デビルチャージ」した際の姿で、この形態で初めて「ライトハウリング」が使える。
セントソルレオン
ルーンソルレオンからのみランクアップ可能な形態。階級はゼネラル。
ゼネラルクラスではこの形態のみ復活魔法の「リカーム」を習得する。
アニメ版もルーンソルレオンから「デビルチャージ」した姿として登場するが、オウガソルレオンの専用技である「オウガブラスト」を得意技としている。
ナイトソルレオン
エリートクラスの2体からランクアップ可能な形態。階級はゼネラル。
全身が青色で覆われており、ソルレオン種としては異色の形態と言える。
攻撃やサポートなど行なえることは多いが、どれも中途半端な形に留まっている。
フレアソルレオン
カオスソルレオンからのみランクアップ可能な形態。階級はゼネラル。
「エストマ」以外は必殺技で構成されている。
「エストマ」はエンカウント率を減らせるためストーリー攻略では便利だが、「エストマ」自体は序盤から覚えるデビルが無数にいることから、こちら目当てでランクアップする意義は薄い。
ゴッドソルレオン
セントソルレオンからのみランクアップ可能な形態。階級はキング。
最上級の回復魔法「ディアラハン」「メディアラハン」「サマリカーム」を持つ。
この点においては歴代デビルチルドレン/エンゼルチルドレンのパートナーの正当な後継と言える。
さらに言えば状態異常回復の「マハンマ」、「メディアラハン」の下位互換ながらコスパの良い「メディアラ」を引き続き習得するため、総じて「ライトハウリング」以外は回復技で占めていると言える(もっとも「マハンマ」は攻撃技でもあるし、自身のみの回復の上、回復も必ず行える訳ではないが)。
訓練所で習得できる専用技「かみのいぶき」は、必殺技ながらも即座に体力を回復した上(つまりデメリットなしの「メディアラハン」)、味方全体のステータスも上げることができる。
だが、コンボ技「ゴッドヴェール」は能力が殆ど「かみのいぶき」の下位互換であるため、コンボを狙う必要性に乏しい。
『闇の書』の終盤でジンが連れており、皇帝とクェーサーを打倒した。
『炎の書』で再び姿を現す時もこちらの姿であり、メフィストによって力を失ってしまうが、『氷の書』のEDでは再びゴッドソルレオンに戻っている。
アニメ版では皇帝レミエル戦の終盤にランドのランクアップ形態として登場。
必殺技の「ヘヴンズドア」「ガイアティアーズ」はそれぞれゴッドソルレオン以外が覚える専用技である。
なお、アニメ版では光の御子のパートナーもゴッドソルレオンであった模様。
ガイアソルレオン
セントソルレオンまたはナイトソルレオンからランクアップ可能な形態。階級はキング。
全体回復魔法が「メディアラ」止まりなのは惜しいが、ゴッドソルレオンと異なり2種の全体攻撃魔法が使えるため、弱点を突くには困りにくい。
訓練所で習得できる専用技の「ガイアティアーズ」は攻撃しながら相手1体のガードを1段階ダウンできる。
この技の後で「メギドフレア」などによりダメージを稼ぐ手もあるだろう。
コンボの「ゴッドソング」は一見強力だが、「最初から戦闘に参加している自身と、キングライザーにアークエンゼルが必要」、「コンボでアドバンテージを得るには少なくとも3体以上が気絶してなければならない(2体以下の場合は、2体で「サマリカーム」を使っても同じ結果が得られる)」ことを踏まえると扱いづらい。
デッドソルレオン
ナイトソルレオンまたはフレアソルレオンからランクアップ可能な形態。階級はキング。
最低限の回復技「メディア」「リカーム」「ディアラハン」を備え、ソルレオン種としては貴重な雷属性必殺技の「さばきのいかずち」を持つ上、訓練所で習得できる専用技「デッドストーム」も含めると、相手を麻痺させる手段には困らない。
回復は苦手なものの、自身は必殺技が主体の構成で「ディアラハン」によるカバーは行えるため、継戦能力自体は高め。
オウガソルレオン
フレアソルレオンからのみランクアップ可能な形態。階級はキング。
この形態は必殺技のみで構成されており、習得できる魔法は何とカオスソルレオンとフレアソルレオンから遺伝できる「アギラオ」と「エストマ」に留まってしまうほど割り切った構成をしている。
終盤になるとどちらも流石に力不足のため、実質的にMPは死にステータスと化す。
また、差別化こそなされているものの「ライトブラスト」は「ライトハウリング」の互換技、「ヤミのほのお」は弱点を付けない限りは訓練所で習得できる専用技「オウガブラスト」や「シャインファング」で事足りる上、「いたみわけ」も受動的で使いにくいと、対のブレイズヘイロンと比べると無駄の多い技構成と言わざるを得ない。
専用技の「オウガブラスト」は4回攻撃しつつアタックを1段階アップでき、連続で使えば使うほど威力が増すため扱いやすい。
アタックを上げて「メギドフレア」を叩き込むのも良いだろう。
有り余ったMPはコンボで活用する手もある。
コンボ技「スペルバウンド」はほぼ確実に相手を麻痺させられるため、毎ターン一方的に行動できることもある、強力なコンボである。