作品情報
作者 | 器械 |
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フォーマット | 4コマ |
出版社 | 芳文社 |
連載誌 | まんがタイムきららMAX |
連載開始 | 2013年9月号(読み切り)、2014年2月,3月号ゲスト、2014年4月号~連載開始 |
単行本既刊 | 全2巻 |
連載状況 | 2016年1月号で完結 |
概要
1巻
目つきは怖いが気は優しい…ヒルミを筆頭に、ちょっと冷めたツッコミ役のコタ、そのツレのレイジ、そして才女に、野生児、セクハラお姉さん、etc...それぞれ気ままに暮らす学園生活に、巻き込んだのか巻き込まれたのか、ワケあり妹さんも現れて…奇妙な学園生活の最後に待つのは?
2巻
"長い舌"を欲する少女、"弟"に執着する姉、"不健全な本"を求め続ける男子…… 中学生たちが抱える欲求は、ありふれたものから変テコなものまで十人十色。「日常系4コマ」の概念を揺さぶる器械の意欲作、描き下ろしページ満載の完結巻リリース!!
(どちらも芳文社の作品紹介より)
作品解説
1話ごとに主人公が変わるオムニバス形式である。
舞台は北中学校。
登場人物
登場順(巻頭カラーページ含まず)
1巻
畏ヒルミ (おそれ-)
「きさまのまなざし」から登場。目つきが怖く誤解されやすいが、気は優しく、困っている人を放っておけない。冊子のカバーに大きく描かれている娘。
誘木ショウコ (さいぎ-)
「きさまのまなざし」から登場。とろんとした眼、濡れたような髪、悩ましげな仕草、実りの良い胸...エロい。畏ヒルミが気に掛ける。
神楽コタ
「きさまのまなざし」から登場。常識人。ツッコミ役。表紙で上下逆になっている娘。
色原コノミ (しきはら-)
「ハラる」から登場。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。だが同性にセクハラをする為、周囲から呆れられている。
レイジ
「ハラる」から登場。「ハラる」の冒頭で色原に胸を揉まれている。黒髪のおさげ。裏表紙でファイティングポーズのような構えをしてる娘。
中間カナエ (なかま-)
「ハラる」から登場。インテリ感がそそる才女。メガネを掛けている。
新也アニマ (にいや-)
「委員長と野生児」から登場。猫っぽく、身体能力も高い。猫耳のように髪が立っている。
仰多 (おおだ-)
「委員長と野生児」から登場。クラスの委員長。新也の事を気に掛ける。髪の形がヘチマっぽい。
駒木タマ (こまき-)
「足長の君」から登場。背が低いのがコンプレックスで、ポニーテールを高い位置で結ぶことで身長を稼いでいる。
高瀬ミキ (たかせ-)
「足長の君」から登場。大道芸部に所属しており、校内で竹馬を乗り回している。竹馬を降りた時は駒木と同じくらいの身長。髪を肩までおろしている。
神楽ハナ
「スクール・アーキテクト」から登場。神楽コタの妹。頭にカチューシャを付けている。表紙で畏と神楽コタに挟まれるように、踊っているようなポーズを取っている娘。
2巻
壷井シロ
「ほねのふしぎ」から登場。生物を問わず骨が好き。冊子カバーの左下で頭蓋骨を構えている娘。
蛇之崎タツミ (じゃのさき-)
「ほねのふしぎ」から登場。「舌美人」では主人公。舌が長いのが自慢。2年B組。
三ッ越・しげ子
「ほねのふしぎ」から登場。右足を骨折し冒頭で教室へ入って来るのが三ッ越。骨折中の三ッ越の世話をしていたのがしげ子。2人は幼馴染。
飯口米子 (いぐち まいこ)
「となりのごはんは」から登場。弁当を美味しそうに、口を開けたまま食べる。
神宮寺キョウ子
「となりのごはんは」から登場。「スクール・アーキテクト」ではメインキャラ。生徒会長。医療機器系大企業㈱ディストピタル・メディコの社長令嬢でもある。2年生。
新井みちる
「追跡! 巡回風紀委員長24時」から登場。「ぬくもり♡ハート」では主人公。風紀委員。神宮寺京介の事が好き。1年生。
亜久世まち (あくせ-)
「追跡! 巡回風紀委員長24時」から登場。風紀委員で、多賀いばらとコンビを組んで巡回風紀委員をしている。肌は色黒で、日サロで焼いている。2年生。
多賀いばら
「追跡! 巡回風紀委員長24時」から登場。風紀委員で、亜久世とコンビを組んで巡回風紀委員をしている。メガネを掛けている。3年生。
神宮寺京介
「ぬくもり♡ハート」から登場。神宮寺キョウ子の弟。新井みちるに好かれているが、本人は気づいてないようである。1年生。
まゆ
「髪長の女(かみなが-ひと)」に登場。太ももまである長い髪が特徴。
こはる
「髪長の女」に登場。まゆの事を高く評価し、髪を綺麗だと褒める。左のもみあげに髪留めを付けている。
のあ
「髪長の女」に登場。おさげ。
多賀・長瀬・馬場・阿部・出雲
いわゆるサブキャラ(準レギュラー)。名前は劇中に出てこない。
「ほねのふしぎ」から登場した、メガネを掛けたツーブロック2人のうち、シャツの方が多賀で、多賀いばらの弟。学ランの方が長瀬。
前髪で片目を隠している2人のうち、左目を隠しているのが馬場。右目を隠しているのが阿部。コンビネーションの息ぴったり。2人はそっくりだが、苗字からして双子ではないようだ。
長髪で丸眼鏡をかけているのが出雲。エロに造詣が深い。
関連作品
アキタランド・ゴシック - 同じ作者(器械)のデビュー作。全2巻。
仮免サンタのサンディさん - 同じ作者の作品。現在連載中?
関連イラスト
別名・表記ゆれ
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作品解説(ネタバレ含む)
舞台は1巻2巻共に北中学校。5つの中学校を統廃合した、生徒の多い学校である。合併元の学校には第4中学校などがある。また、1巻の登場人物達が卒業した後に桜小学校が廃校になっている。
1巻2巻のキャラ同士の目立った絡みは無く、舞台も別に見えるが、キャラのセリフから同じ北中学校である事、どちらにも誘木ショウコが登場していることから同じ舞台・年代だと分かる。
前作「アキタランド・ゴシック」完結後に書かれた読み切りである「髪長の女」が初出であり、単行本1巻収録分をシーズン1、2巻収録分をシーズン2としている。
各巻の「スクール・アーキテクト」はそれぞれ形の違うメタ作品であり、日常系4コマ漫画作品の枠を超える事がテーマとなっている。