作品情報
作品解説
見た目がどう見ても小学五年生の薬剤師、馬放ラム(26歳)が
身の回りで発生する問題を魔法の薬で解決したり、
周囲に振り回されたりするお話。
単行本のほか、ドラマCD1本が発売されている。
登場人物
CVはドラマCDのもの。
馬放保険調剤薬局メンバー
馬放ラム
CV:井口裕香
馬放保険調剤薬局の薬剤師。134cmという低身長のため小学生と間違われることもしばしば。
子ども扱いされることを極度に嫌い、いつもクールに振る舞う。
イギリス留学中に魔法を習い、魔法の薬を作るようになる。
但し本業はあくまで普通の薬剤師である。魔法の薬はいろいろと大人の事情があって販売できないため門外不出で家族以外には処方しなかったが、潤が魔法の薬を求めてやってきたことから初めて魔法の薬を客に処方した。
魔法の薬を作っているときに爆発音など派手な現象が発生するが、実はこれはリアリティを出すための演出である。一見無意味な演出をする理由は、実際の魔法薬調合の作業はとても地味で、こうしないと誰も薬だと信じてくれないためである。
どうやら帽子を集めるのが趣味らしく、変わった帽子を大量にコレクションしている。
馬放ユキ
CV:日笠陽子
馬放保険調剤薬局の薬剤師。180cmを越える高身長ではあるが、ラムの双子の妹。
胸のサイズもかなりのもの。Tシャツのセンスが抜群だったりする。
錠の父に顔を合わせるたびに口説かれているが、最近はあしらい方が上手くなった。
ちなみにTシャツに書かれているネタは「ひだまり荘の住人」「お先にシルブプレ」「ユメとキボーとアシタとアタシ」などきらら系の他作品をフィーチャーしたものが多い。
浜路霧
CV:小暮英麻
馬放保険調剤薬局の薬剤師。ダメ大人。
兄は小学校教師の市矢、姉は看護師の雫。なので実は妹キャラだったりする。
事あるごとにラムと錠をくっつけようとする。
常連客
なぜか、常連客は子供ばかりである。
古河潤
CV:小島めぐみ
薬局の近くの中学校、曽新二中の女子生徒。通称「陸上部」
翌日に控えた陸上記録大会までに風邪を治したいと言ったら看護師(雫)に「魔法の薬を出してくれる」と言われて魔法保険調剤薬局に来たり(ラムが魔法の薬を処方できるのは事実だが、普通は真に受けないと思われる)、成績がよろしくなかったりするなど、ややアホの子のきらいがある。
ラムがいたずらで処方した怪しい薬のせいで百合キャラにされたこともある(もっとも、そのためにラムは潤にファーストキスを奪われているので自業自得でもある)。
ちなみに看板娘はさしおさえに登場する東雲五十鈴は、現在は潤のクラスメイトになっている。
曙育音
CV:又吉愛
薬局の近くの小学校(中央小学校)の児童。痩せる薬を求めて薬局を訪れ、以来よく出入りするようになる。同じクラスの錠くんにご執心。
勉強はできるらしいが、どこかズレた言動が目立つ。
猪瀬麻央
CV:高本めぐみ
育音のクラスメイト。ほれ薬を作れないか相談した縁で薬局に出入りするようになる。
やはり同じクラスの錠くんにご執心。
いわゆる委員長キャラではあるが、実際に委員長かどうかは不明。
薬師寺錠
CV:市来光弘
育音・麻央のクラスメイト。ため池で溺れていた所をラムに助けられ、
以来薬局によく出入りするようになる。
小さい頃に母を亡くしており、今は父と二人暮らし。そのせいか、女性に免疫がない。
ラムを歳相応に扱ってくれる数少ない人。
その他のキャラ
浜路市矢
CV:波多野和俊
育音・麻央・錠の担任教師で、霧の兄。
熱血教師で、ラムを子供だと思って補導しようとしたため、ラムから激しく嫌われている。
浜路雫
CV:若林直美
市矢の妹で霧の姉。馬放保険調剤薬局前にある病院の看護師で、風で診察を受けに来た潤に魔法の薬の話をして彼女をたきつけた本人。
姫神輝咲
(ドラマCD未登場)
曽新二中の生徒で、潤の友人。陸上部に所属している。
歯医者のドリルの音が好きだったり、口の中をいじられてドキドキしたり、陸上部の朝練で通りかかった竹林で竹の子を掘ったりする不思議な子で、ラムからも「よくわからない生態をしている」と評されている。視力が4.0近くあるが、この数字は「最近下がった」ものらしく嘆いている。