プロフィール
人物
本作の主人公兼メインヒロイン。明るくて元気な少女。要領の悪いポンコツだが、頑張り屋。
実家は王都郊外の果樹園でオレンジを栽培しており、家族構成は母、弟4人、妹1人がいる(父親の存在は不明)。
魔術師を志望しながらも独学では全く魔法が使えず焦る中、呪いによって猫となってしまった憧れの魔法使いクロード・シリウスと出会った事で「一等級魔術師になりクロードの呪いを完全に解く」ため、彼に師事し本格的に魔術師を目指す。
王立ディアナ校ではクロードカヴンに所属。同じカヴンに属するアリア・アクエリアスは幼馴染。魔法の経験が浅い為成績は悪いものの、持ち前の負けん気と明るさで難題に立ち向かい、自身に問題を抱える同カヴンのメンバーと打ち解けていく。
少女としても憧れだったクロードに対しては、その性格の悪さを見て幻滅し一度は初恋を捨てるが、本質的な優しさは変わってない事に複雑な気持ちを抱いている。(利害関係が一致するとは言え)自分のために尽くしてくれるクロードに良いところを見せたいと常々思っている。
夢は自分を守ってくれたクロードのように「皆を守れる強い魔術師になる事」。
容姿
髪型は薄いピンク色のセミロングツーサイドアップで紫色の瞳をしている。スタイルはカヴン内でも丁度中央値と言ったところで、貧乳組よりは上で巨乳組よりは下。前作ヒロインとのコラボ絵では比較してムチムチに描かれていた。
服は学内では基本的に学生服で過ごしているが、図書館に通うために何度も街に繰り出した際、多数の私服を着用していたので御洒落ではある模様。
能力
乙女座魔法(ヴァルゴ・マジック)
植物操作魔法。スピカは魔法の才能に乏しく、試験に間に合わせる必要があった為基礎魔法であるアニマしか使えない。
- 生命の息吹(アニマ)
植物の成長を速め操作する。クロードへの弟子入りからディアナ校受験までの半年間はこの魔法のみを特訓し、植物の蔦を自在に操れるようになっている。乙女座魔法の基礎であり、魔法発動から形態変化までのテンポが遅いという弱点はあるものの非常に汎用性が高く、蔦の形態を自在に変化させ、スピカの機転もあり多彩な攻撃から防御・拘束までそつなくこなす事が可能。
- アニマ・トランスフォーム
アニマの応用魔法。アリアの水瓶座魔法から着想を得て、蔦を自在に組み合わせたり変形させて理想の形態を作る。魔力を感知されず近付くため自分自身を射出する「人間投石機(カタパルト)」や、大型の獣を閉じ込める「木々の鳥籠」等。
再生魔法(さいせいまほう)
基本12種の魔法特性に属さない特殊な魔法。自在に使うことこそできないが、自然治癒力を高める効果がある。(ギャグ的な大ダメージを負った次のページで即回復しているのは、ギャグ的な演出では無く実際に超スピードで治癒されているが、当人含めて教えられるまで誰も気付かなかった。)
クロードの指示により、他人にはこの魔法が使えることを秘匿している。邪教徒【黒蛇教団】からは、「使用者はこの世でただ一人、国家を転覆し得る神の如き魔法」と呼ばれ付け狙われている。
- 解呪(カースブレイク)
呪いを解く魔法。クロードを一時的に人間に戻す際に魔力を彼の身体に吹き込むのだが、よりによって尻の穴に接吻して行うという、非常に恥ずかしい使用条件が設けられている。
また、スピカ自身が未熟なためせいぜい丸1日しか効果が持続せず、クロードが強力な魔法を1度使うだけで魔力切れを起こして猫の姿に戻ってしまう。
関連タグ
歩米良仁愛:同原作者&中の人繋がり。
狗神玲音:同原作者繋がりで誕生日と血液型が同じキャラクター。