概要
スフィア社とは、ゲーム「スターオーシャン3」に登場するゲーム制作会社である。
本記事には本編のネタバレが含まれます。
内容
FD(Four Dimension=4次元)空間の中心都市であるロストシティに存在する巨大複合企業で、主にゲーム開発を行っている。
フェイト達の世界「エターナルスフィア」を開発したのもこの企業である。
オーナーはルシファー・ランドベルト。
住民に娯楽を提供し、合法的に世界を操っているとも言われている。
彼らからすればフェイトらの住む宇宙…すなわちスターオーシャンシリーズの舞台である宇宙は、ただのバーチャル空間に過ぎなかったのである(見方次第では超メタな設定である)。
そのためブレアを除き、スフィア社員は基本的にフェイト達をただのデータとしか見做しておらず、作中では敵として立ちはだかる。
ちなみにスフィア社のオフィスは200階を超える超高層ビルになっているが、オフィス内を平気でモンスターたちが徘徊していたり、保安部隊が存在したりとなかなか物騒な企業でもある。
戦闘曲 ”Bitter Dance”はファンの間で社歌とも言われている。
社員
オーナー
重役
- ベリアル
- ベルセブル
保安部
開発チーム
- ブレア・ランドベルド
- アイレ・デュカキス
- オレアス・ルーマック
- シャール・ツァイト
- ソロン・ソリュート
- ディルナ・ハミルトン
ジェミティ市の闘技場で司会進行を担当している。
- レイリア・ツァイト
元開発メンバー
- イリス・パーム
エターナルスフィアのワールド構成を担当。本編ではジェミティ市に滞在しており、過去の話を聞く事ができる。オーナーであるルシファーをルシファーくんと呼んでおり、自分にも他人にも厳しかった人と語っていた。スフィア社を退社した際は円満退職だったらしい。
- エレノア・ジュラン
エターナルスフィアの戦闘などの物理計算プログラムを担当。イリスと同じく円満退職した模様。
- パルミラ・アルミス
エターナルスフィアのグラフィッカー。イリスと同じく円満退職。
- フォスター・ルード
エターナルスフィアのプログラマーで銀河系部分の維持を担当。本編ではレコダに滞在しており話を聞くことができる。オーナーがルシファーに変わってから、気力を無くして退職したらしい。
開発作品
本企業の代表作はワールドシミュレーター「エターナルスフィア」だが、それ以前にもゲームを開発しておりヒットした作品も存在する。(公式設定資料より)
- ブッシュ!ラッシュ!ダッシュ!
スフィア社の処女作。レトロゲームの部類と説明されている。本作の登場キャラクター「国際警察署長ミスター・チン」を装おった店主がFD空間のジェミティ市にいる。
- グリーンランド・アイスランド
発売からたった3日で全てが破棄された失敗作品であり、スフィア社からも黒歴史が公認されている。しかしコアなファンを獲得し、スフィア社の代名詞とも言われる作品にまで成長してしまったらしい。プレイヤーからは、「設定やストーリーは異常だったが、ゲームとしてはちゃんと面白かった」という評判との事。本作に携わったスタッフは現在はスフィア社を退社させられたという噂が立っている。本作の主人公である「ブラボノール・カテキン・シブシブ」は、もはや伝説と化しておりFD空間のジェミティ市にキャラクターを装おった店主がいる。
- それ行けっ!錬金術師
スフィア社で初めてヒットした作品で「錬金術師」は「プリンセス」と読む。主人公は「フィレス・レムリア第2王女」。
- エンジェル・ストーム
スフィア社が開発した作品の中で唯一のシューティングゲーム。この時期からルシファーがスフィア社に入社し、開発に加わる事になる。
- やれ行けっ!錬金術師
「それ行けっ!錬金術師」の続編。
- PILE UP STORYS ~傾国の姉妹~
後にエターナルスフィアの基盤となった、多次元構造を採用した作品。本作の主人公の一人である「レア・シルヴィウス」を装おった店主がFD空間のジェミティ市にいる。
- 錬金術師は大忙し「やれ行けっ!錬金術師」の続編。前作、今作共に大ヒットしたが本作以降続編の予定は無い。
- 鋼鉄の騎士 ~煉獄の咆哮~
ロボットを操作して対戦する格闘ゲーム。
これらの作品が開発された後に、エターナルスフィアが開発された。