概要
「原因子を放置しておくと、正常だったものまで汚染されてしまう。処理が必要なのだ。」
「データはデータらしくしていろっ!!!」
CV - 藤原啓治
FD空間(四次元世界)に存在する、スフィア社のオーナー。
三次元のゲーム世界(エターナルスフィア)の住人に過ぎないフェイト達を危険視し、エクスキューショナーを用いてエターナルスフィアの破壊を目論んだ。
FD空間においては、彼はゲーム会社の社長である。
一方で、我々の住む三次元世界の人間からすれば創造主とも言える。
フェイトたちをプログラムされた存在、そして現実世界に乗り込んできた侵略者と見做して実力排除を試みる。人格としては狂人といったところで、最後までフェイト達の説得に冷静に耳を貸すことは無かった。最終的にエターナルスフィアを完全に削除するコマンドを実行するが、エターナルスフィアはFD空間から切り離された「命ある世界」として存続する。
バトルにおいて
ぶっちゃけ弱い。
大半の攻撃が小攻撃なのでプロテクト可能なうえ、ラスボスにしてはHPが少ないのでゴリ押しすればアッサリ倒せる。やりよう次第ではレベル1でも撃破可能。
流石に弱すぎたのか、DC版では大幅に強化。
スペシャルアタックの「パーフェクトシンメトリー」には麻痺付与が追加、「インサニティプレリュード」は防御不能な大攻撃に変更され、威力も引き上げられた。HPも引き上げられたが、それでも攻撃力が十分あるパーティなら割と速攻で撃破可能。
DC版ではクリア後ダンジョン「ウルザ石窟寺院」でも登場する。フェイトが単独EDを迎えた場合、フェイト及びルシファーのコピーと戦闘することになる。フィールドが狭い中で2人が相手なのでラスボス戦よりも遥かに手ごわい。油断するとアッサリ全滅する。
撃破時の台詞
(ゴゴゴゴゴ…)
…なんだ……この…結末は……?
データなんだ……
相手は、ただのデータなんだぞ……!?
何故…俺が、消され……潰される……!?
何故ッッッ!?
ぬぅあああァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!
(バシュゥゥゥ!)
他作品では
神田晶の漫画版では原作同様、高圧的かつ狂気的な人物として登場する。妹のブレアにも攻撃するなど残忍さも際立っている。怒りのフェイトの猛攻で深手を負ったが、最終的にエターナルスフィアをシステムごと消去しようとする。その後、彼がどうなったのかは不明。
スターオーシャン:アナムネシスにも登場。
種族は「神」である。
余談
声だけでの初登場のべリアル、ベルゼブル戦前のイベント及び対面での初登場の最終戦前のイベント共にオリジナルとDCではBGMが違う曲に変更されており、特に前者はイベントの雰囲気かかなり違っている。
第一形態のBGMのMoody Goddessは当時としては珍しいジャズ風の戦闘曲、第二形態のHighbrowはフルで約10分もある曲ということで驚いた人も多いのではないだろうか。