プロフィール
概要
生真面目な性格で、受け持ちクラスの学級崩壊に悩んでいたカナダ人女教師。
ある日、クラス一の問題児であるレベッカ・ウェルシュ(キャンディ・ケイン)の不登校の理由が『ランブルローズ』参戦と知り、教え子を教室に連れ戻すために自らも『ランブルローズ』に参戦した。
実は大学でレスリング部の主将をしていたので、『昔取った杵柄』で戦う……のだが、なぜか使う技は派手なショープロレスのものであった。それでいいのか先生。まぁ、先生自身プロポーションは良いので特に問題は無い。(見た目的な意味で)
体格を比較してみると、(全体的にキャラの身長が高いゲームとはいえ)176cmの長身に、登場キャラ中単独首位のバスト94という豊満ボディを持ちながら、体重は紅影(168cm)と並んでランブル最軽量の47kgしかない。紅影は飛び技の多い忍者キャラで、「身軽」というイメージとしてまだわかるが、スペンサー先生は投げと関節技主体で、どちらかというと待ちキャラなのにである。
ちなみにキャンディは54kgなので、先生がやっていたアマレスに例えるなら、2階級上の教え子がラフファイトを仕掛けてくるということになる。正直設定ミスなんじゃ。
作中での活躍
教え子であるキャンディ・ケインとの追いかけっこがストーリーライン。
生真面目な性格なのだがそれ故に天然なところがあり、キャンディが対戦するはずだった相手と代わりに対戦してみたり、遊牧民族であるアイグルに「あなたくらいの歳の頃は学校に行かなきゃダメ」説教をしてみたり、口で言っても分からないならと試合を仕掛けてみたりと暴走っぷりも見受けられる。最終的には教え子であるキャンディをも下し、彼女のために優勝賞金を手に入れるためにレディーXまで倒してしまう。
また、続編であるランブルローズXXではストーリーが特に語られないが、入場演出でよくわからないダンスを踊ってみたり、ビーチではしゃいでみたりと、どうも大会そのものを楽しんでいる節も見受けられる。特に、タッグマッチでのキャンディとの専用タッグ入場演出では、いつの間にか彼女のバンドのベースと入れ替わっており、それの気づいて逃げようとするキャンディの腕を締め上げてそのままリングインしてみたりと、教え子以上にノリノリでハメを外している。
ゲーム中の性能
元レスリング部というバックボーンのためか、スープレックス系の技が多く、また、アイーシャやアナスタシアほどではないが関節技も得意としている。特にジャーマン、ドラゴン、タイガーと3回連続でスープレックスを決めるリーサルムーブ「トリコロールスープレックスホールド」は強力なフィニッシュホールド。
必殺技は、PS2版ではキラームーブに「サザンダークネススープレックス」、リーサルムーブの上記の「トリコロールスープレックスホールド」、Hムーブに「ティーチャーロック」がある。
ランブルローズXXでは、キラームーブが「ダイナミックパンチ」に、スーパースター版のリーサルムーブが「ライブラリーロック」に変更されている。ちなみにこのライブラリーロック、どこからともなく取り出した教科書を相手に読ませながら腕を極めるというよくわからない技。とりあえず地味。そして、キャンディ・ケインとタッグを組んだ場合、専用ダブルXムーブとして「スクールウォーズ」が使用可能になる。
友情出演?
パチスロ「マジカルハロウィン」シリーズにリュミエール・スペンサーというキャラクターが登場する。姓が同じで、職業が魔法学校の先生、金髪シニヨンに眼鏡のナイスバディという容姿の一致に加え、ご丁寧にもキャラプロフィールに「特技:トリコロールスープレックスホールド」と書かれており、スペンサー先生の明確なパロディーキャラ、というかそのまんまである。
「マジカルハロウィン」開発元のKPEはコナミの系列企業であるが(ランブルローズのパチスロ版を出したのもここ)、ここまで露骨なそっくりさんは彼女だけで、作中のバックボーンもしっかり作られているので一発ネタというわけでもない。不思議なコラボレーションである。
さすがに声優までは同じではない……と思いきや、リュミエールを演じるのはランブルローズではキャンディ役の生天目仁美である。やはり狙っているとしか思えない。
関連タグ
ミストレス ←スペンサー先生の裏属性キャラクター。