日産ディーゼルと三菱ふそうが業務提携を開始した際に発売された大型路線バス。車体は三菱ふそう製で、同時期に製造されていたふそうエアロスターとはほとんど見分けがつかない。
PKG-AP35U系
2007年10月発売。三菱ふそう2代目エアロスターのPKG-MP系が日産ディーゼルにOEM供給されたもの。
エンジンはふそう製ではなくFLENDSを用いた日デ製のMD92エンジンを搭載している。ただし運転席周りはハンドルのエンブレムを除いて日デからのOEMではないふそう車と同じ。
ミッションは5速MTのみの設定だが、RA系では設定のなかったオーバードライブ付もUA系以来久々に設定された。なお直結も選択できるがUA系同様オプション扱い。
自家用ツーステップ車、路線用ワンステップ車が設定されていた。
LKG-AP35U系・LKG-AP37U系
2010年5月発売。エンジンが三菱ふそう製6M60(T2)に変更され、排気量が減少した。
またミッションも5速MTが廃止され、アリソン製の6速ATのみになった。
このモデルからノンステップモデルがふそうから供給されるようになり、AP37系が設定された。なおPKG規制以後のふそうノンステップ車はゲテノンと呼ばれる特徴的な外観のノンステップ車である。
ふそうと日デの業務提携終了に伴い、2011年にそれまで受注していた分の納入が終了し、販売が中止された。