海原を統治するアルティメット覇王にしか使えないスーパー魔剣。
特殊な防水素材を使っているため、水に濡れても壊れない。ほぼ無敵と言える!
武器ステータス
メインステータス | 攻撃力565(最大強化Lv.90時) |
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サブステータス | 元素チャージ効率30.6%(最大強化Lv.90時) |
武器効果「がんばって!」 | 攻撃力+12%。それだけじゃない!メリュシー村であなたに助けられたメリュジーヌたちの声援が力を与え、満たしてくれる。助けた彼女たちの数を基に、攻撃力がさらに最大12%アップする。(精錬ランク1) |
概要
正式名称はカギ括弧付きで「スーパーアルティメット覇王魔剣」。
Ver.4.3アップデート後のイベント「薔薇と銃士」で配布された両手剣。武器のレア度は☆4。
銜玉の海皇(マグロ大剣)、鉄彩の花に続く配布両手剣である。
仰々しい名前に反して、その外見は正統派なファンタジー風の両手剣といったところ。刀身から柄までの剣全体が上品なレモンイエローの配色であり、鍔には空色の宝石がはめ込まれている。
……遠目に見れば、そんな風に見えるかもしれない。
公式画像やゲーム内のグラフィックをよく見ると分かるが、この剣の正体は精巧に組み上げられた段ボール材の剣である。
原神の両手剣は時に鉱床や脆い岩、敵の盾を砕くのにも使われるが、果たしてそれが段ボール製でも大丈夫なものなのだろうか?
一応防水仕様なので、湿気の多いフォンテーヌでも壊れないらしいが…。
武器ストーリーで語られているところによれば、とある経緯からメリュジーヌたちによって作られたものである。そして親交と信頼を得た旅人に、友好の証として贈られたようだ。
大層な名前が付けられた経緯も、そのストーリーの方に詳しい。
性能
何から何までネタ尽くし……に見えるこの両手剣、武器性能自体はかなり優秀である。
最大レベル時に武器攻撃力は565と、段ボール製のくせに星4両手剣では最大の値である。一方、サブステータスのチャージ効率は30.6%と少々控えめ。
サブステータスがチャージ効率である両手剣といえば有名どころとして西風大剣が挙げられるが、
あちらはチャージ効率が61.3%と高い一方で、武器攻撃力がやや低めの454となっている。
チャージ効率に振り切った性能が特徴の西風大剣に対して、この「スーパーアルティメット覇王魔剣」は攻撃性能に振り切っていると言えるだろう。
武器効果「がんばって!」も特徴的で、世界任務内で助けたメリュシー村のメリュジーヌの数に応じて、追加の攻撃力バフ量が恒常的にアップするという、プレイヤーの進行度で性能が変化する史上初のユニークな効果を有する。
世界任務さえ進めてしまえば恒常的に火力アップが期待でき、その効果量は最大48%と侮れぬ数値になる。
総評するならば、高い攻撃力にチャージ効率アップ、恒常的に攻撃力アップの武器効果も併せて、「誰に持たせても効果が無駄にならない、最適と言わずとも充分な性能」の武器と言える。
メインステータス、サブステータス共に全く同じ値の星4両手剣に森林のレガリア、祭礼の大剣がある。
武器効果で比較すると前者は草反応の反応を起こすと元素熟知が強化できる、後者はスキルのCTを即座に終わらせることで二連打出来る、という点を差別点と見るべきだろう。
特に祭礼の大剣はスキルの回転率が上がる関係上、実際の元素チャージ効率でこの剣を上回っている事に注意したい。
サブステータスが元素チャージ効率、武器効果が攻撃力の為、元素爆発が強い北斗や重雲あたりに持たせるのがいいだろう。
また元素爆発が重く、森林、祭礼のどちらの武器効果も活かせないノエルの場合、
元素爆発の回転率を上げる目的で採用してみてもいいかもしれない。
一方、「ぼくのかんがえたさいきょうのりょうてけん」臭が漂うネーミングから、荒瀧一斗に持たせて荒瀧・スーパーアルティメット覇王魔剣・一斗を目論むプレイヤーもいたようだが、実際のところ、防御力参照キャラの彼とはあまり性能が噛み合わない。
七聖召喚
なんと限定配布武器でありながらカードゲーム「七聖召喚」の装備カードに登場してしまった。
コスト | 同色サイコロ×2 |
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効果 | このカードは、今回の対戦で味方が使用した、初期デッキに名前の存在しないアクションカードの種類を「応援」として記録する。このカードに記録された「応援」が2/4/8以上の場合、キャラの与えるダメージ+1/2/3。 |
一部のキャラカードのスキル、イベントカードや支援カードなどには、手札に専用のカードやランダムなカードを召喚する効果を持つものがある。それらを使えば使うほど強くなるという能力を持つ。
支援カードの中にちょうど「デッキにないカードを召喚する」効果のメリュジーヌが何人か居るので、原作再現度がかなり高いカードといえるだろう。
余談
- マグロ両手剣や話死合い棒といい、両手剣は何かとイジられて来たが、このスーパーアルティメット覇王魔剣もそのひとつであることは言うまでもない。が、とうとう説明文までネタ化しており、武器の名前、そして説明文で二度も爆笑の渦を巻き起こした。
- ちなみに精錬素材となる「スーパーキラキラ無敵魔晶」もただの梱包用テープであり、フォンテーヌ廷の雑貨屋で同じようなものが買えるとまで説明文で言及されている。本質的な違いがあるかもしれないため混同しないようにとも書かれているが、恐らく大した違いはないだろう、多分。
- メインイラストや関連イラストでお察しの通り、この剣と一緒に描かれるのはもっぱらヌヴィレットである。当然、能力相性以前に装備すら出来ないが、ゲーム本編でのメリュジーヌに対する過保護ぶりを考えると宜なるかな、というところである。
- 武器の名前があまりにも長いため、スーパー魔剣、ステ魔、以下略剣、等早速略称案が出ている。一方、これは略さないのが礼儀であるとする派も居る。