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強カな能力を持つ宝物。

繋がりのある複数の聖遺物が集まると強力な効果が発動できる…


概要編集

原神』に登場するアイテムの一つ。キャラクターに装備して強化するいわゆるアクセサリーのような存在であり、キャラの特性やプレイヤーの運用方針によってそれぞれ適した効果を持つ聖遺物は異なってくる。


非常に強力な効果を得られるだけでなく、それぞれの聖遺物に緻密なストーリーが込められており、本編の登場人物の過去やテイワットの歴史を垣間見る事ができる。ただしその性質上ネタバレに繋がりやすく、閲覧の際は注意が必要。


『PASH!』誌2021年5月号によると、「聖遺物は正確には装備している訳ではなく、旅に行く前に祈りを捧げてその加護を受けている」との事。装備メニューの聖遺物の欄でキャラが祈りのポーズを取っているのはこの為だという。


性能編集

主な形は全部で5種類ある。

冠、花、杯、時計、羽恨となっている。


大別して「生の花」「死の羽」「時の砂」「空の杯」「理の冠」の5つの部位に分かれており、部位によって付与されるステータスは異なる。これらの部位は一般に「花」「羽」「時計」「杯」「冠」とそれぞれ略されて呼ばれる。以下はこの略称で記述する。


レアリティ編集

☆1から☆5までの5等級が存在。レアリティによって強化可能なレベル・数値の上限及び付与される追加ステータスの個数が決まっている。星の数が多いほど強力な効果を得る事ができ、☆5の場合は最大限にキャラを強化できるがキャラによっては☆4でも十分に性能を発揮する事もできる。

例えば自身の会心率を基準に味方に会心率を配れるロサリアは(サポーターとして育成する場合)☆4の「狂戦士」と非常に相性が良い。

レアリティLv上限初期サブ効果数最大サブ効果数
☆1401
☆240~11
☆3121~24
☆4162~34
☆5203~44

効果・ステータス編集

聖遺物の効果には、その聖遺物の「メインステータス」とサブのステータスである「追加ステータス」の2種類がある(人によって「オプション」「ステータス」と呼び名が異なる)。

付与されるステータスの内、HP、防御力、攻撃力の数値は「%」と「実数」の2種類に分けられる。「実数」は値がそのままキャラのステータスに直接加算されるのに対し、「%」はキャラの「基礎ステータス」を参照する。この為、基礎ステータスが低いままだといくら多く%値を盛っても思ったより性能が出ないケースがしばしばあるので注意。

なお、元素チャージ効率、会心率/会心ダメージ、物理/元素ダメージバフは%、元素熟知は実数で表示されるが基礎ステータスは参照しないので別となる。

  • メインステータス

メインステータスで得られる強化数値は大きく、あまり厳選(後述)しなくともある程度キャラを強化できる。部位によって付与される効果が決まっており、花と羽はそれぞれHP実数値と攻撃力実数値で完全に固定されている。

聖遺物1つにつきステータス1個のみ下記の表からランダムで選ばれる。育成レベルが1上がるごとにステータスが強化される。

HP(実数)
攻撃力(実数)
時計元素チャージ効率/攻撃力(%)/防御力(%)/HP(%)/元素熟知
物理ダメージバフ/各種元素ダメージバフ/攻撃力(%)/防御力(%)/HP(%)/元素熟知
会心率/会心ダメージ/与える治癒効果/攻撃力(%)/防御力(%)/HP(%)/元素熟知

  • 追加ステータス

「サブステータス」「サブオプション」とも。追加ステータスは数値そのものはメインステータスよりも控え目だが、聖遺物を強化する事によって更なる効果を得る事ができる。なお、メインステータスと同じ追加ステータスが付く事はない(例:花にHP実数値は付かないがHP%は付く)。


なお、メインステータスとは違って部位によって付与されるステータスが固定されているという事はない。下記のステータスから最大4つがランダムに選ばれ、育成レベルが4上がるごとにランダムに追加されたり数値が強化されたりする。運良く1つのステータスに強化が集中すればメインステータスに迫る数値まで伸びる事も。

HP(実数/%)/攻撃力(実数/%)/防御力(実数/%)/元素熟知/元素チャージ効率/会心率/会心ダメージ

なお、海外の有志による統計などにより大まかなステータスの出現率が判明し始めている。ただしこれは公式情報ではないので正確な値は不明。また今後の調整によって変動する可能性もある。数字はあくまでも参考である事に注意。


セット効果編集

同種の聖遺物を2個もしくは4個装備すると発動可能な特殊効果。種類さえ合っていれば良いのでレアリティがバラバラでも発動可能。

2セット効果は単純なステータス強化が多いが、4セット効果は一定の条件下で発動できるバフ・デバフがほとんど。簡単なトリガーで強力な効果を得られるので積極的に活用していこう。

しかし、キャラによっては4セット効果が合わなかったり、用途や場面が限られていたり、もしくは2セット+2セットの効果の方がより良くパフォーマンスを発揮できる場合もある為、キャラの特性やビルドに合わせて柔軟に聖遺物編成を変えていく必要がある。


☆3/4聖遺物「○祭りの人」シリーズ(○には火、氷、水、雷のいずれかが入る)は例外的に部位が冠しか存在せず、1個装備するだけでセット効果を発動できる仕様となっている。


セット一覧は下の表を参照。


育成編集

本質は意志と記憶の具現結晶。

そのため、聖遺物を強化するためには、他の聖遺物に秘められている思いを消費する必要がある…


聖遺物の育成には他の聖遺物を消費する。その為、不要になった聖遺物、もしくは後述の厳選に失敗した聖遺物は育成に使用するのがいいだろう。

一応、塵歌壺マルから「祈聖のオイル/エキス」という聖遺物の育成素材を購入する事ができるが、コストが高い上に購入できる数に限りがある(毎週月曜日にリセットされる)為、なるべく多くの聖遺物を用意しておきたい。

また育成にはとにかく大量のモラが必要となる為(このゲームの育成コンテンツ全般に言える事だが)、ある程度の金銭的余裕も持っておく必要がある。


厳選編集

しばしば行われる聖遺物(特に☆5)の育成方法。

聖遺物秘境などでひたすら聖遺物を入手し続け(この行為を「掘る」とも言う)、自分が望むセット効果やメインステータス、そして更に追加ステータスがしっかりと揃っているか、そしてそれがキャラに合っているか、より良いパフォーマンスを発揮できるかどうかを育成しながら選別・吟味する事を指す。

もう終わりだよこの聖遺物

…というのだが、実際の所はっきり言って地獄。その難易度は「真のエンドコンテンツ」だの「真のガチャ」だの言われる有様。


特に追加ステータスの厳選が難しく、目当てのメイン・追加・セットが全て揃った聖遺物の排出ですらかなり確率が低い上に、いざ手に入れ育成となっても、強化に繋がらないステータスばかり強化されるのがしばしば。


加えて天然樹脂の関係上一日に入手できる聖遺物には限りがある為、上記の難易度の高さと合わさって厳選には莫大な時間と根気、そして効率よく周回する事が求められ、運次第では折角手に入れた新キャラを数ヶ月実用にまで持っていけない事もザラ

これ以上はキツイと感じた場合は途中で妥協するのもアリ。


基本的にこのゲームは攻撃力%・会心系を強化した方がダメージが伸びやすく、こうした事からこれらのステータスは育成の優先度が高く、なおかつ厳選においてよく求められる傾向にあるが、反対に防御力やHP、そして実数値といったステータスは性能向上には繋がりにくいので避けられがち。


とはいえ、胡桃荒瀧一斗ヌヴィレット夜蘭などDPS向上に攻撃力を必要としないアタッカーも最近では増えてきた他、鍾離ベネット楓原万葉ナヒーダなど他のステータスが重要となるサポーターも多くいる為、必ずしもこれらにこだわる必要はない(ただしアタッカービルドを組む際は依然として会心系が求められる)。

結局、目的やキャラの特性によって柔軟に編成を変えていくのが最善手だろう。


なお、初心者向けのアドバイスになるが、☆5を厳選する場合は基本的に冒険ランク45以上で行う事が推奨される。

というのも、聖遺物秘境は難易度が全部で3~6段階あるのだが(秘境によって変動する)、☆5が確定でドロップする最高難易度が冒険ランク45で開放されるからである(一応☆5自体はランク40で開放される一つ下の難易度でも手に入るがドロップ率が低いので効率が悪い)。

ランク45以前の段階ではキャラLv・天賦・武器に育成リソースを割いた方が良く、こちらは聖遺物と違って確実にキャラを強化できる。聖遺物については☆4などを繋ぎとして用いるのが良いだろう。☆4は難易度1~3段階から(低確率だが)獲得する事ができる為、☆5と比べて入手は比較的容易。


スコアリング編集

一部プレイヤーの間では「スコア」と呼ばれる、追加ステータスから聖遺物の質を数値化する概念が存在する。主に用いられる計算式は以下の通り。

攻撃力% + 会心率×2 + 会心ダメージ

%は無視して値だけを入れるだけで計算は成立する。例えばサブ効果が攻撃力9.3%、会心率9.3%、会心ダメージ6.2%、元素チャージ効率11.0%の聖遺物であれば9.3+(9.3×2)+6.2=34.1でスコアが34.1となる(チャージ効率は計算から省く)。

主に厳選の指標として用いられ、数値が高いほど高品質な物と見なされる。結果の値が30を超えるのを目安に厳選を進めていこう。

ただし、これはあくまでも目安にすぎず、スコアが低い方がダメージが伸びやすい場合や、そもそも性能向上に攻撃力などがあまり必要とされないキャラクターもいる為、スコアの数値だけで判断しないように注意しよう。


入手手段編集

基本的に全ての聖遺物は秘境挑戦かボス討伐で入手する事になる。☆5聖遺物は全てここからでしか手に入らず、特に「剣闘士のフィナーレ」「大地を流浪する楽団」はボス討伐もしくは後述の「聖遺物廻聖」しか入手手段がない(この仕様のせいか厳選の難易度は他よりも高い)。

一方、☆1と☆2の聖遺物はフィールド上からでも容易に入手でき、☆3と☆4の聖遺物も宝箱などから入手できる。先述の「○祭りの人」シリーズは☆3/4でありながらボス討伐でしか入手できなくなっている。

この他、NPCとの会話や購入などで稀に手に入る事がある。ほとんどは低レアな物ばかりだが、本来☆3/4の聖遺物が☆2で手に入ったりなど別の意味でレアだったりする場合も。


なお、☆3/4の「狂戦士」「教官」「亡命者」はいわゆる「精鋭エネミー」から低確率で入手する事も可能。遺跡守衛ヒルチャール暴徒/王者、アビスの魔術師デットエージェント氷蛍術師ミラーメイデンなどであるが、一部旅人の間ではこれらの精鋭エネミーをひたすら狩りまくって聖遺物やドロップアイテム、モラを入手する「精鋭狩り」という行為が行われている。

ただしこの3種類は通常の秘境ではドロップせず、宝箱・ボス討伐・精鋭エネミー討伐でのみ入手可能。

特に宝箱をほとんど取り尽くすなどやり込んだユーザーほど入手機会が非常に限られてくる為、その場合は効率よく入手する為には精鋭エネミーを強請って回るしか方法がない。厳選は下手したら☆5以上の難易度となる。

おまけに低レアリティの仕様上クイック選択で素材として消費してしまう事故も起きやすい為、厳選中の場合手に入れたら積極的にロックをかけておこう。


また、☆5聖遺物限定であるが合成台の「聖遺物廻聖」機能によって選択した聖遺物に変換する事ができる(要はリサイクル)。Ver5.0時点ではVer4.0までに実装された聖遺物のみが対象。

最大39個消費して13個まで変換する事ができる為、厳選の対象外などで余った☆5聖遺物はここで変換してしまおう。

なお、特に「燃え盛る炎の魔女」は出てくる敵は強いわ使い道に乏しい「烈火を渡る賢者」がやたら大量に出るわと通常の秘境で厳選するのは非常に面倒な為、なるべく他の秘境で厳選しつつ余った聖遺物を廻聖で火魔女に変換して厳選していきたい。


これらの他、エンドコンテンツ「深境螺旋」のクリア報酬である「深秘の聖遺物箱」というアイテムからも入手する事ができる。一等・二等・三等の3等級に分かれており、使用するとそれぞれ☆5、☆4、☆3の聖遺物がランダムで1個入手できる。

ただし入手条件は深境螺旋をクリアする事のみという非常にハードルが高い物で、加えてステージ8-3までは一度クリアしてしまうと報酬は再獲得できず、残る9-1以上のステージはシーズンごとに再獲得可能だがそのサイクルは約半月(後に幻想シアター実装に伴い30日に延長)という仕様の為、入手手段としては極めて効率が悪い。

手に入る聖遺物箱もセットこそは☆5の場合2種指定されているものの、排出は完全ランダムで結果的には通常の秘境と何ら変わらないので、あくまでも「おまけ」として認識しておいた方がいいだろう。


処分方法編集

一度に所持できる聖遺物の上限は1800個となっている。従って、上限に達した場合それ以上の聖遺物は持てなくなる(計算上360人分を持つ事ができる)。

育成済み・装備済みを除いた☆1~4までの聖遺物であればインベントリから廃棄する事ができる。

廃棄した聖遺物はモラに変換されるが(レアリティに応じて量も増える)、上記にある通りそもそも聖遺物の育成には他の聖遺物を消費する他、状況やビルドに応じて複数のセットを用意しておく必要もあるのでインベントリがパンク寸前で消費先がない、あるいはよほどの金欠でもない限りはお勧めできない。


☆5聖遺物は育成済み・装備済み問わず全て廃棄不可だが、上記のように「聖遺物廻聖」で処分でき、また育成に使用して消費する事もできる。

聖遺物の追加ステータスの内3つが実数値(%表記がない)の物はまず使いどころがないので優先的に「廻聖」に投入してしまおう。


インベントリがパンク寸前もしくはパンパンになって聖遺物が手に入らなくなったら、ひとまず育成が完了していない☆5を☆1~4で強化、次いで不要な未育成☆5を纏めて「廻聖」、それでも多いなら不要な☆1~4を廃棄してモラに変換すると良い。


アップデート編集

  • ver4.3

Ver4.3にて主に管理面で革新的なアップデート。


以前から可能だった「フィルター」機能にはより詳細な条件を指定して聖遺物を抽出する事が可能になった。


同様に従来から可能だった「ロック」機能についても、これまでは一つ一つ目視で確認して個別にロックを掛けるという煩雑だった作業が、あらかじめ特定のセットやステータスを条件に指定しておく事で、条件を満たす聖遺物を自動的に一括でロックする事が可能となった。

ただしこれの対象となっているのはVer4.6現在☆5聖遺物のみで、☆4以下を厳選する場合は従来通り目視で確認する必要がある。


また、聖遺物育成に関してもアップデートが施され、一度の育成に消費する聖遺物の枠が増加した。

その強化でLvが4/8/12/16に達する場合は素材枠を埋め尽くしていない場合でもそれ以上投入しない「段階的選択」機能によって、より効率的な育成が可能となった。

オプションにてクイック選択で選択不可能だった☆5も自動的に育成に投入する事が可能となった(どちらも任意でON/OFF可能)。


以上に加えて、キャラメニューの聖遺物のタブにてアクティブユーザーのデータを基にしたおすすめセット編成が表示されるようになった。

…が、装備割合の統計を示すのみなので割とアテにならない。何を付けるか迷った時は公式/非公式の攻略サイト等を参考にして最適のセットを選ぶようにしよう。


  • ver5.0

ver5.0で運用・厳選面での大きなアップデートがなされる。


まず聖遺物を処分する時の変換先がモラだけでなく聖遺物経験値素材も選べるようになる。これで★4以下の聖遺物をレベルアップ用に取っておく必要がなくなる。


さらに貴重品「祈聖のエリクシル」が追加され、これを消費することで「メインステータス+追加ステータス2個」を指定して★5聖遺物を生成できる。

厳選の手間をかなり省けるがエリクシルの入手機会は限られており、定期入手は1シーズンに「合計100レベル分の★5聖遺物を溶かして精製」と「天空紀行で入手(=微課金)」での2本のみ、探索入手も一国の一地方で1本手に入るかどうかという激レア品。しかも厳選が難しい聖遺物ほど生成時の消費本数が多く、恐らく多くの旅人が望むであろう杯の生成には4本も消費する。

3ヶ月に1つは確実に「属性ダメージ/会心率/会心ダメージ」の杯が手に入ると捉えるか、廻聖のチャンスを増やした方が良いと捉えるかは旅人次第である。



セット一覧編集

セット効果は全て原文ママで表記。

☆1~3編集

聖遺物セットセット効果・ストーリー
冒険者
  • 2セット:HP上限+1000。
  • 4セット:宝箱を開けた後5秒間、HPの30%を徐々に回復する。
  • ストーリー:とある過去の冒険者について書かれている。
幸運
  • 2セット:防御力+100。
  • 4セット:モラを拾得すると、HPを300回復する。
  • ストーリー:とある生まれつきの強運を持つ少年について語られている。
医者
  • 2セット:受ける治癒効果+20%。
  • 4セット:元素爆発を発動すると、HPを20%回復する。
  • ストーリー:とある放浪医の女性について語られている。

☆3/4編集

聖遺物セットセット効果・ストーリー
旅人の心
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:重撃の会心率+30%。
  • ストーリー:流浪楽団の琴師である旅人と祭りの生贄にされた少女について語られている。
奇跡
  • 2セット:全元素耐性+20%。
  • 4セット:元素ダメージを受けると、その元素の耐性+30%、継続時間10秒。10秒毎に1回のみ発動可能。
  • ストーリー:様々な「奇跡」について書かれている。
狂戦士
  • 2セット:会心率+12%。
  • 4セット:HPが70%以下になると、会心率+24%。
  • ストーリー:とある血を渇望しかつてバラを愛した狂戦士について語られている。
教官
  • 2セット:元素熟知+80。
  • 4セット:元素反応を引き起こした後、チーム全員の元素熟知+120、継続時間8秒。
  • ストーリー:とある士官学校の教官について語られている。
亡命者
  • 2セット:元素チャージ効率+20%。
  • 4セット:元素爆発を発動すると、2秒毎チーム全員(自分を除く)の元素エネルギーを2回復する、継続時間6秒。重ね掛け不可。
  • ストーリー:とある追放された貴族について語られている。
守護の心
  • 2セット:防御力+30%。
  • 4セット:チーム内の自身のキャラクターの元素タイプ1種類につき、自身にその元素の耐性+30%
  • ストーリー:騎士「ルースタン」と歌が好きな少女「ロザリン」について語られている。
勇士の心
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:HP50%以上の敵に対するダメージ+30%。
  • ストーリー:騎士「エレンドリン」と幼馴染の「ルースタン」について語られている。
武人
  • 2セット:通常攻撃と重撃のダメージ+15%。
  • 4セット:元素スキル発動後、通常攻撃と重撃ダメージ+25%、継続時間8秒。
  • ストーリー:とある武人について語られている。
博徒
  • 2セット:元素スキルのダメージ+20%。
  • 4セット:敵を倒した時、100%の確率で元素スキルのクールタイムをリセットする。15秒に1回のみ発動可能。
  • ストーリー:とあるギャンブルを愛する女性について語られている。
学者
  • 2セット:元素チャージ効率+20%。
  • 4セット:元素オーブまたは元素粒子を獲得した時、チーム内全ての弓と法器キャラの元素エネルギーが3回復する。3秒毎に1回のみ発動可能。
  • ストーリー:学問を追究したとある学士について書かれている。
火祭りの人
  • 1セット:キャラが受けた炎元素付着の効果継続時間-40%。
  • ストーリー:かつて「空からの啓示」によってテイワットで栄えた文明について書かれている。
水祭りの人
  • 1セット:受けた水元素付着の効果継続時間-40%。
  • ストーリー:〃
雷祭りの人
  • 1セット:受けた雷元素付着の効果継続時間-40%。
  • ストーリー:〃
氷祭りの人
  • 1セット:受けた氷元素付着の効果継続時間-40%。
  • ストーリー:〃

☆4/5編集

★は聖遺物廻聖に対応している物を示す。

聖遺物セットセット効果・ストーリー
剣闘士のフィナーレ★
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:該当聖遺物セットを装備したキャラが片手剣、両手剣、長柄武器キャラの場合、通常攻撃ダメージ+35%。
  • ストーリー:常勝無敗を誇っていたある伝説の剣闘士について語られている。
大地を流浪する楽団★
  • 2セット:元素熟知+80。
  • 4セット:該当聖遺物セットを装備したキャラが法器、弓キャラの場合、キャラの重撃ダメージ+35%
  • ストーリー:千年前にテイワット各地を旅していた流浪楽団について語られている。
雷のような怒り★
  • 2セット:雷元素ダメージ+15%。
  • 4セット:過負荷、感電、超電導、超開花反応によるダメージ+40%、超激化反応によるダメージアップ効果+20%。上記元素反応または原激化反応を起こすと、元素スキルのクールタイム-1秒。0.8秒毎に最大1回のみ発動可能。
  • ストーリー:鶴観にて生贄に捧げられた少年「ルー」と崇められていた雷鳥について語られている。
雷を鎮める尊者★
  • 2セット:雷元素耐性+40%。
  • 4セット:雷元素の影響を受けた敵へのダメージ+35%。
  • ストーリー:暴虐の雷の魔獣を討伐した尊者について語られている。
翠緑の影★
  • 2セット:風元素ダメージ+15%。
  • 4セット:拡散反応によるダメージ+60%。拡散された元素タイプを基準に、影響を受けた敵の元素耐性-40%、継続時間10秒。
  • ストーリー:「ヴィリデセルン」という名の緑の狩人について語られている。
愛される少女★
  • 2セット:与える治癒効果+15%。
  • 4セット:元素スキルまたは元素爆発を発動した後10秒間、チーム全員の受ける治癒効果+20%。
  • ストーリー:血染めの騎士となる前の純白の騎士に助けられたある少女の想いが述べられている。
悠久の磐岩★
  • 2セット:岩元素ダメージ+15%。
  • 4セット:結晶反応で形成された欠片を獲得すると、チーム全員の該当元素ダメージ+35%、継続時間10秒。元素ダメージアップは同時に1種類のみ獲得可能。
  • ストーリー:岩王帝君の伝説について記述されている。
逆飛びの流星★
  • 2セット:シールド強化+35%。
  • 4セット:シールド状態の時、通常攻撃と重撃ダメージ+40%。
  • ストーリー:ある夏祭りにて麗しい女性「狐斎宮」と遭遇した少年について語られている。
燃え盛る炎の魔女★
  • 2セット:炎元素ダメージ+15%。
  • 4セット:過負荷、燃焼、烈開花反応によるダメージ+40%。蒸発、溶解反応による加算効果+15%。元素スキルを発動した後10秒間、2セットの効果+50%、最大3重まで。
  • ストーリー:恋人を無くし炎の魔女と成り果てた「1人の少女」について語られている。
烈火を渡る賢者★
  • 2セット:炎元素耐性+40%。
  • 4セット:炎元素の影響を受けた敵へのダメージ+35%。
  • ストーリー:マグマの海を渡る賢者について語られている。
血染めの騎士道★
  • 2セット:物理ダメージ+25%。
  • 4セット:敵を倒した後の10秒間、重撃の際にスタミナを消費しない。また、重撃のダメージ+50%。
  • ストーリー:ルースタンに剣を習っていた純白の騎士が正義に溺れ血染めの騎士なるまでの話が綴られている。
旧貴族のしつけ★
  • 2セット:元素爆発ダメージ+20%。
  • 4セット:元素爆発を発動すると、チーム全員の攻撃力+20%、継続時間12秒、重ねがけ不可。
  • ストーリー:圧政を行う前の旧貴族について語られている。
氷風を彷徨う勇士★
  • 2セット:氷元素ダメージ+15。
  • 4セット:氷元素の影響を受けている敵を攻撃した場合、会心率+20%。敵が凍結状態の場合、会心率は更に+20%。
  • ストーリー:フィンドニールを訪れた異邦人「エーモンロカ」と、フィンドニールの姫について語られている。
沈淪の心★
  • 2セット:水元素ダメージ+15%。
  • 4セット:元素スキルを発動した後の15秒間、通常攻撃と重撃のダメージ+30%。
  • ストーリー:海獣と戦ったある船頭について語られている。
千岩牢固★
  • 2セット:HP+20%。
  • 4セット:元素スキルが敵に命中すると、周囲のチーム全員の攻撃力+20%、シールド強化+30%、持続時間3秒。この効果は0.5秒毎に1回のみ発動可能。この聖遺物セットを装備したキャラクターが待機している場合にも発動を発動できる。
  • ストーリー:岩王帝君と仙衆夜叉層岩巨淵での戦いについて語られている。
蒼白の炎★
  • 2セット:物理ダメージ+25%。
  • 4セット:元素スキルが敵に命中すると、攻撃力+9%。継続時間7秒、最大2重まで、0.3秒毎に1回のみ発動可能。2重まで重ねると、2セットの効果が2倍になる。
  • ストーリー:ファトゥスについて語られている。
追憶のしめ縄★
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:元素スキルを発動した時、キャラクターの元素エネルギーが15以上の場合、元素エネルギーを15消費し、次の10秒間通常攻撃、重撃、落下攻撃ダメージ+50%。継続時間中この効果は再発動できない。
  • ストーリー:浅瀬神社の巫女であり寝子の飼い主であった「浅瀬響」について語られている。
絶縁の旗印★
  • 2セット:元素チャージ効率+20%。
  • 4セット:元素チャージ効率の25%を基準に、元素爆発ダメージがアップする。この方式でアップできるダメージは最大75%まで。
  • ストーリー:御輿千代の息子である「岩蔵道啓」と天狗の「光代」について語られている。
華館夢醒形骸記★
  • 2セット:防御力+30%。
  • 4セット:この聖遺物セットを装備したキャラクターは、以下の状況において「問答」効果を発動する。「問答」効果:フィールド上で岩元素攻撃を敵に命中した後に1層獲得、0.3秒毎に1層のみ獲得できる。待機中の場合は、3秒毎に自動で1層獲得する。重ね掛けできる「問答」効果は最大4層までとなり、1層につき防御力+6%、岩元素ダメージ+6%。6秒毎に「問答」効果を獲得していない場合は、1層失う。
  • ストーリー:かつて国崩を自称した、名無しのかぶき者について語られている。
海染硨磲★
  • 2セット:与える治癒効果+15%。
  • 4セット:この聖遺物セットを装備したキャラクターがチーム内のキャラクターに治療を行うと、治療によるHP回復量(HP上限を超えた回復量も含む)を記録する海染の泡を生成する。海染の泡は3秒継続する。継続時間終了時、海染の泡は破裂し、周囲の敵に記録した回復量の90%分のダメージを与える(このダメージは感電や超電導などの元素反応と同じように計算されるが、元素熟知、キャラクターLv、または元素反応のダメージアップ効果の影響は受けない)。海染の泡は3.5秒毎に1回のみ生成可能。海染の泡が記録できる回復量は最大30000までとなり、HP上限超過分の回復量を含む。チーム内で、海染の泡は同時に最大1つまで存在できる。この聖遺物セットを装備したキャラクターは待機中でも、この効果を発動できる。
  • ストーリー:稲妻・海祇島の伝承について書かれている。
辰砂往生録★
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:元素爆発を発動すると、継続時間16秒の「潜光」効果が発動する。「潜光」:攻撃力+8%、キャラクターがHPを失うたびに攻撃力がさらに10%アップする。HPの損失による攻撃力アップ効果は0.8秒毎に1回のみ発動でき、最大4回重ね掛けできる。「潜光」効果はキャラクターが戦闘不能、または退場する時に解除される。「潜光」効果の継続時間中に再び元素爆発を発動すると、既存の「潜光」効果が先にクリアされる。
  • ストーリー:層岩巨淵で戦った「名も無き夜叉」について書かれている。
来歆の余響★
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:通常攻撃が敵に命中すると、36%の確率で「幽谷祭祀」が発動する。「幽谷祭祀」:通常攻撃ダメージが攻撃力の70%分アップする。この効果は通常攻撃でダメージを0.05秒後にクリアされる。通常攻撃後に「幽谷祭祀」が発動しなかった場合、次回の発動確率+20%。発動判定は0.2秒毎に1回のみ行われる。
  • ストーリー:璃月・翹英荘の奉茶儀式の少女について書かれている。
深林の記憶★
  • 2セット:草元素ダメージ+15%。
  • 4セット:元素スキルまたは元素爆発が敵に命中すると、その敵の草元素耐性-30%、継続時間8秒。装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。
  • ストーリー:「森林王」についての伝承が書かれている。
金メッキの夢★
  • 2セット:元素熟知+80。
  • 4セット:元素反応を起こした後の8秒間、装備キャラクターは、チーム内自身キャラクターの元素タイプに応じて強化効果を獲得する。チーム内に装備キャラクターと同じ元素タイプのキャラクターが1名存在する毎に攻撃力+14%、異なる元素タイプのキャラクターが1名存在する毎に元素熟知+50。上記効果は、それぞれ最大でキャラクターが3名までカウントされる。この効果は8秒毎に1回のみ発動可能。装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。
  • ストーリー:砂漠の国の歴史について書かれている。
砂上の楼閣の史話★
  • 2セット:風元素ダメージ+15%。
  • 4セット:重撃が敵に命中すると、該当キャラクターの通常攻撃の攻撃速度+10%、通常攻撃、重撃および落下攻撃ダメージ+40%、継続時間15秒。
  • ストーリー:永遠のオアシスを守るジンニーとジンニーによって滅びた凡人の王国について語られている。
楽園の絶花★
  • 2セット:元素熟知+80。
  • 4セット:開花、烈開花、超開花反応によるダメージ+40%。また、装備者自身が開花、超開花、烈開花を起こした後、上記強化効果の効果量+25%、継続時間10秒、最大4層まで重ねられ、1秒毎に最大1回のみ発動可能。装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。
  • ストーリー:花の女主人とジンニーについて語られている。
水仙の夢★
  • 2セット:水元素ダメージ+15%。
  • 4セット:通常攻撃、重撃、落下攻撃、元素スキル、または元素爆発が敵に命中すると、8秒間継続する「鏡中の水仙」効果を1層獲得する。1/2/3層以上の「鏡中の水仙」効果を持つ時、それぞれ攻撃力+7%/16%/25%、水元素ダメージ+4%/9%/15%。通常攻撃、重撃、落下攻撃、元素スキル、元素爆発による「鏡中の水仙」効果はそれぞれ独立してカウントされる。
  • ストーリー:悪龍を打ち倒した勇者と彼が築いた元素以外のエネルギーと機械で動く王国について語られている。
花海甘露の光★
  • 2セット:HP+20%。
  • 4セット:元素スキルと元素爆発のダメージ+10%。装備者がダメージを受けた後の5秒間、上記効果の効果量+80%、最大5層まで重ね掛け可能。継続時間は層ごとに独立してカウントされる。装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。
  • ストーリー:赤砂の主、花園の女主人、草木の女王と神鳥シームルグについて書かれている。
黄金の劇団★
  • 2セット:元素スキルのダメージ+20%。
  • 4セット:元素スキルのダメージ+25%。また、装備者が待機中の時、元素スキルのダメージがさらに+25%。この効果は装備キャラクターが登場してから2秒後に解除される。
  • ストーリー:フォンテーヌでかつて栄えた国・レムリアの没落の軌跡と未だ木霊する民の妄執について語られている。
ファントムハンター★
  • 2セット:通常攻撃と重撃ダメージ+15%。
  • 4セット:現在のHPが増える、または減る時、会心率+12%。継続時間5秒、最大3層まで重ね掛け可能。
  • ストーリー:フォンテーヌのために命を燃やした先人達について書かれている。
残響の森で囁かれる夜話
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:元素スキルを発動した後の10秒間、岩元素ダメージ+20%。結晶反応で生成されたシールド状態にある時、上記強化効果の効果量+150%。追加された効果量は、結晶反応で生成されたシールド状態の効果が終了した1秒後にクリアされる。
  • ストーリー:とある魔女の物語と、本にされたそれを読み進める子供について書かれている。
在りし日の歌
  • 2セット:与える治療効果+15%。
  • 4セット:装備者がチームにいるキャラクターのHPを回復した時、継続時間6秒の「渇望」効果が発動し、HP回復量(HP上限を超えた回復量も含む)を記録する。継続時間終了時、「渇望」効果は「かの時の潮」効果に変化する。「かの時の潮」効果発動中、フィールド上にいるチーム内の自身キャラクターの通常攻撃、重撃、落下攻撃、元素スキル、元素爆発が敵に命中すると、「渇望」効果で記録した回復量の8%分を基に与えるダメージをアップする。「かの時の潮」効果は、5回発動、または10秒後にクリアされる。1回の「渇望」効果が記録する回復量は最大15000ポイントまで。なお、「渇望」は同時に最大1つまで存在でき、複数の装備者の与える回復量を記録可能。装備したキャラクターが待機している場合にも効果を発動できる。
  • ストーリー:過去にフォンテーヌで栄華を誇ったが、今は見る影もなくなった者たちについて語られている。
遂げられなかった想い
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:戦闘状態が解除されてから3秒経過すると、与えるダメージ+50%。戦闘状態にある時、近くに燃焼状態の敵が存在しないまま6秒以上経過すると、上記強化効果の効果量は0%になるまで1秒毎に10%減少する。一方、燃焼状態の敵が存在する場合、50%になるまで1秒毎に10%増加する。この聖遺物セットを装備したキャラクターが待機している場合にも、効果を発動できる。
  • ストーリー:かつてのナタの勇士たちの冒険と、彼らの想いが叶うことなく散り果てるまでが語られている。
諧律奇想の断章
  • 2セット:攻撃力+18%。
  • 4セット:命の契約の数値が増減する時、キャラクターの与えるダメージ+18%、継続時間6秒、最大3層まで重ね掛け可能。
  • ストーリー:フォンテーヌにかつて栄えたレムリア王朝の興りから滅亡、そしてそれらが真偽も知れぬ伝説へと変貌するまでの軌跡が語られている。
灰燼の都に立つ英雄の絵巻
  • 2セット:付近にいるチーム内キャラクターが「夜魂バースト」を起こすと、装備者は元素エネルギーを6ポイント回復する。
  • 4セット:装備者が自身の元素タイプの関連元素反応を起こした後、周囲のチーム全員の、該当元素反応の関連元素タイプのダメージ+12%、継続時間15秒。この効果を発動した時に装備者が「夜魂の加護」状態にあった場合、周囲チーム全員の前述の元素タイプのダメージがさらに+28%、継続時間20秒。装備者が待機中でも、上記効果を発動できる。同名の聖遺物セットによるダメージアップ効果は重ね掛け不可。
  • ストーリー:「灰燼の都」を目指したナタの英傑達の足跡が語られている。
黒曜の秘典
  • 2セット:装備者が夜魂の加護状態にあり、かつフィールド上にいる時、与えるダメージ+15%。
  • 4セット:装備者がフィールド上で夜魂値を1消費すると、会心率+40%、継続時間6秒。この効果は1秒毎に1回のみ発動可能。
  • ストーリー:いかなる歴史書に記される事も無かった、動乱期の物語が語られている。

表テンプレート

  • 2セット:
  • 4セット:
  • ストーリー:



ストーリーに関して編集

聖遺物育成画面のストーリーボタン、あるいは図鑑から確認できるテキストで、主に本編では回収されない物語が語られている。

ほとんどは歴史上の人物として具体的に誰なのかは書かれないが、一部は名前が明らかにされている。基本的に聖遺物のストーリーは考察となるが、名前などが明記されている場合に限り公式設定となる。


人物が確定している聖遺物

  • 雷のような怒り(シリーズ):雷鳥(カパッチリ)
  • 嗤笑の面(蒼白の炎):「道化」
  • 絶縁の旗印(シリーズ):岩蔵道啓
  • 追憶のしめ縄(シリーズ):浅瀬。
  • 華館夢醒形骸記(シリーズ):国崩。この内容の多くはメインストーリーで回収されている。
  • 砂上の楼閣の史話(シリーズ):リルパァール
  • 月娘の華彩(シリーズ):花神(花の女主人)

参考動画・外部リンク編集


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