概要
遊我の妄想の中に登場したロボットであったが、後に実在していた事が判明。
その正体は月面に秘匿されていたゴーハ社のサーバーの一つであり、遊我がインストールしたラッシュデュエルの基幹プログラムはここに登録されている。
チームバトルロイヤル編において実在が判明し、この時はオーティスによって大会を利用したリアルタイムアンインストールが試みられたが、見破っていた遊我は並行して基幹プログラムの再インストールを行っており、結果的によりプログラムが強固に守られる結果となった。
ラッシュロボ、崩壊の危機
ゴーハ6兄弟編を参照。
ゴーハ兄弟によってギプスを付けられ、謎のダンスを踊らされることに。兄弟の狙いはこの負荷によって物理的にロボを破損させることである。
ギプスは両腕・両足、そして腹に付けられており、ゴーハ兄弟に勝てなければギプスを外すことはできない。
これを巡って遊我たちはゴーハ6兄弟と激闘を繰り広げることになる。
ラッシュデュエル・ゴーハデュエル消滅の危機
ゴーハ兄弟から解放されてからしばらくして、今度はラッシュデュエルとゴーハデュエルが双方とも消滅する危機に至る。
その原因は遊我が生み出した新たなロード『オリジナルデュエル開発ロード』にあった。これに触発されたデュエリストたちによるオリジナルルールの乱立により、スーパーラッシュロボの内部ストレージがパンク寸前に陥っていたのである。
だが、その危機の裏にはオーティスが潜んでいた。
実は彼こそゴーハのデュエルサーバーを管理していた者であり、「子供のお片付け」と称して両方のデュエルをリセットしようとしていた。
宇宙空間での遊我とオーティスの最終決戦においては、遊我がラッシュロボに乗り込みオーティスと対峙するが、ラッシュデュエルの決着直後に遊我ともども行方不明になってしまう。
ゴーラッシュ!
過去を描いた続編「ゴーラッシュ!」では、クァイドゥール・ベルギャーの退場と前後して、竜宮兄弟のもとに運び込まれていたベルギャーの「イセキ」から同型の記録装置が出土。
スーパーロボットそのものの巨体だった「SEVENS」とは異なり、玩具サイズの小ささである上に彩色されておらず、壁面にけん玉や竹とんぼなどの玩具に交じって埋め込まれていた。
この中にはベルギャー人たちを復活させることのできるカード、すなわち「死者蘇生」のデータが組み込まれていた。
ユウディアスたちはこれに希望を見出し、アサカが中心となって復元が進められていたが、土壇場でこれを遊我が阻止にかかる。
だがアサカはこれを見越しており、月面に復元システムのバックアップ……すなわち「SEVENS」の時代におけるスーパーラッシュロボを作り上げていた。