CV:増谷康紀
概要
アクシズ教の最高責任者を務める、アークプリーストの初老の男性。
アクシズ教の総本山である、水の街アルカンレティアの司祭でもある。
本編には僅かしか登場しておらず、彼の人となりは主にスピンオフの『この素晴らしい世界に爆焔を!』で明らかになっている。
人物
欲望に忠実な人間ばかりが集まるアクシズ教の責任者だけあり、人格にはかなり問題のある男。
美人とあらば年齢を問わず食い付く変態で、万事にいい加減で無責任、かつ図太いという性格の持ち主。その自由ぶりには、セシリーすら時折呆れている。
当然ながら彼もまた、エリス教及びエリス教徒を目の敵にしており、他の信者達と共に日々エリス教徒への嫌がらせに勤しんでいる。
めぐみんとは、彼女がアルカンレティアからアクセルの街へ向かうための旅費を稼ぐのに難航し、一文無しとなっていた所をセシリーが連れて来たのがきっかけで知り合った。
めぐみんに教会を無償で宿として提供しようとしたまでは良かったのだが、めぐみんが「何か出来る事があれば何でも言って下さい」と言ったのをいい事に、自身を「お父さん」や「お兄ちゃん」と呼ばせようとしたり、下着姿になって貰おうとしたり、更には自分を椅子代わりにして欲しいといった欲望を駄々漏れにし、めぐみんをドン引きさせている。
それでもめぐみんに、「良い勧誘方法を伝授して貰ったお礼」だとしてアクセルの街までの馬車代を渡したり、別れの際には餞別として幸運値を上げる『ブレッシング』の魔法をかけたりと、一応根は悪い人物ではない。
また洞察力にも優れており、アクアがハンスに汚染されたアルカンレティアの源泉を瞬く間に浄化したと聞いた時は、通常のアークプリーストの能力を遥かに超えている事に気付き、更にアクアの外見的特徴を聞いた事で彼女が本物の女神アクアだと確信した。
原作16巻にて魔王軍幹部でダークプリーストのセレナが、散々アクアに嫌がらせをして家出の原因を作ったという事をカズマから聞かされた際には、セレナにセクハラをしまくった末に処◯を奪おうとするなど、いち宗教の最高責任者とは思えない行動をしている。
強さ
これまでの記述の通り普段はただの駄目人間だが、アークプリーストとしての腕は確かであり、作中では上位悪魔のアーネスを撤退に追い込んでいる。
技一覧
- セイクリッド・ハイネス・エクソシズム
白い魔法陣を浮かび上がらせ、そこから発せられる白い光で悪魔を祓う。
- ブレッシング
対象の幸運値を一時的にアップさせる。
- リフレクト
光の壁を発生させ、相手の攻撃を弾き返す。