概要
スーパーマリオオデッセイにてマリオが訪れることになるステージ(国)の一つ。
カブロンの隣国で、キャッピーの提案によりクッパを追跡するための船を入手するために訪れる事となる。見渡す限り手付かずの自然が広がり、現代においても恐竜が生き残っている原始的な雰囲気を色濃く残す国。国の中央部に巨大な滝が見える事から「滝の国」という別名で呼ばれる。
一つの国でありながら「地上最後の秘境」とも呼ばれ、文明の発達がほとんど見受けられない。平均気温29度という熱帯気候で、人口や産業などの詳細は不明だが、石貨型のローカルコインは存在する。
カブロンがゲームのチュートリアルだとすれば、このダイナフォーこそスーパーマリオオデッセイの第1ステージとなる。様々なジャンプやキャプチャーなどのアクションの応用、パワームーンを求めて2Dと3Dを行き来する冒険など、本作の特色が徐々に明らかになってくる。
ただしダイナフォー自体はまだ動き回れる範囲が狭く、それ故に目的地が分かりやすい。最初はキャッピーのアドバイスに従い、パワームーンを適度に集めながら国の頂上まで登っていくと良いだろう。なお、自然由来の道はまるで舗装などされておらず、余所見をしながら歩けば崖下に転落する事故に遭う危険性もあるので要注意。
ボスとしてカブロンで遭遇したブルーダルズの親玉であるマダム・ブルードとブルードワンワンが初登場する。
ブルーダルズの面々とは比較にならない巨体であり、トッパー戦と同じ戦い方はできないが、これまでの道中で覚えたアクションを活用すれば苦戦はしないはず。
マダム・ブルードを撃破し、一定数のパワームーンを集め、目的であったオデッセイ号の軌道に成功するとクッパを追いかける冒険の旅がスタートする……が、しばらくこの国に留まってパワームーンやコインの回収に励むのもアリ。狭いながらも冒険心をくすぐる要素が散りばめられており、探索のし甲斐がある。
「滝の国」と呼ばれるだけあって大きな滝が目につきやすいが、滝口に鎮座する巨大な角竜の頭骨や水飛沫と激流に隠された滝壺などにもちょっとした秘密が……あるかもしれない。