ダイヤと花の大観覧車
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だいやとはなのだいかんらんしゃ
東京都の葛西臨海公園にある大観覧車(メイン画像左の観覧車)。
2001年3月、東京都江戸川区臨海町にある葛西臨海公園内に建てられた。泉陽興業社製。直径111m、高さ117mで日本第二位、東日本圏内の観覧車で最大の大きさを誇る。6人乗りで冷房が完備されたゴンドラが68台取り付けられており、1周に約17分かかる。
元々はお台場にあったパレットタウン大観覧車(115m)を2m上回って世界最大の観覧車になる計画であった。しかし、2000年にイギリスでロンドン・アイが一足先に完成・開業し、世界最大という目論見は潰えてしまった。(余談だが、ロンドン・アイの完成以降、日本は国内で世界最大の観覧車をつくることができなくなったという。)
日本最大の観覧車という肩書きに落ち着くことになった同観覧車だが、開業の同年12月、福岡市に高さ120mの大観覧車「スカイドリーム・フクオカ」が完成・開業し、開業から1年も経たないうちに日本最大という肩書きからも下されてしまうことになってしまった。ただ、その「スカイドリーム・フクオカ」は2009年9月に営業終了し、台湾へ移設されることになったため、そこから同観覧車はしばらく日本最大の観覧車であり続けた。
2016年7月、大阪府吹田市のエキスポシティに高さ123mのレッドホースオオサカホイールが完成・開業し、再び日本最大の肩書きを譲ることになった。
このようにダイヤと花の大観覧車には、世界規模、国内規模でなかなか最大になれない歴史がある。
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