概要
「トクサツガガガ」の劇中特撮映画。
太った魚とトカゲを組み合わせたような巨大な怪獣が主人公であり、公害や環境をテーマにしている。
60年前から実に19作(うち1作は子供向け帯番組)ものシリーズを重ねていたが作品を重ねるごとに低年齢層向けにシフトされていき、原点に立ち返った「新章ダゴン」はただの1作目の焼き直しと酷評され興業はふるわず、海外制作版も「原型がない四足歩行のフルCGダゴン」「人間ドラマに熱を入れ過ぎてダゴンがおざなり」なせいで国内ファンからは「ダメゴン」と呼ばれる始末と、出来や評判はシリーズ内でも玉石混淆。
これらの設定や、特撮という一群の本家総本、大矢のような存在という評価から現実世界における「ゴジラシリーズ」にあたると思われる。怪獣としてのモチーフはゲスラだろうか?
田宮拓は怪獣図鑑やDVDでよく知っていたが、仲村叶は世代ではなかった為いまいち凄さがわからず、第一作のリマスター版を見ても「過剰な持ち上げ、賛美、ダゴンはスゲーみたいな空気」と腑に落ちない感じだった。
現実の巨大特撮好きのように面倒なファンが多い。
ダゴンくん
吉田久美が最初に見たテレビシリーズ。シリーズの中でも異色の作品。
子供たちをいじめるいじめっ子怪獣をダゴンくんが懲らしめるという内容怪獣同士の騒動はいつもの空き地で起き、倒された怪獣も次の話では脈絡なく復活する。
怪獣を倒すと子供とダンスを踊ってエンディングになる。
一般からの評価は低いが、吉田はこれが一番思い入れがあるらしい。