概要
チビ太のトレードマークともいえる串に刺さったおでん。
おそ松くんを知らなくとも「おでん」と聞けばこの串に刺さったおでんを思い浮かべる人も多いであろう。
基本設定では具材は上から「こんにゃく・がんも・なると」で、だしは関西風。だが原作では一部回にて玉子やタコの足が刺さったものも登場しており、いくつかバリエーションがある模様。
なお、なるとがおでん種として用いられる地域は静岡県など一部のみで全国的には一般的ではない。
作者の赤塚不二夫氏いわく、モデルは氏が子供の頃にあった酒を飲ませる大人向けのおでん屋とは別に子供のおやつにおでんを売りにくる屋台で売られていたおでんで、ちくわぶ、ガンモ、コンニャクを串に刺して1本5円で売っていたという。
誕生から半世紀以上がたった現在でも「心に残る漫画料理」や「食べてみたい漫画の中の食べ物」の代名詞として君臨しており、下記のように過去に商品化もされていた。
商品化
コンビニエンスストアチェーンのサークルKサンクスにて毎年チビ太のおでんが商品化されていた。上記のように本家で使われるなるとが全国的には一般的でないなどの事情があり、一部の具材が異なる正式なチビ太のおでんではなかったが、長年にわたって発売されてきたロングセラー商品であった。
2014年春をもっていったん販売は終了したが、復活を望む声や、おそ松さんのヒットもあり、2016年に1度復活。しかし同年秋から同チェーンのファミリーマートへの統合が始まり、そちらには引き継がれず再び終売となった。