チャームエンジェル
ちゃーむえんじぇる
小学館の漫画雑誌「ちゃお」にてもりちかこにより連載されていた漫画作品。
略称は「チャムエン」 2006年2月号から2008年5月号まで連載された。
ただし2007年12月号はチャームエンジェル★星魂(スターソウル)が掲載され、本編は休載。
2006年8月号までは「チャーム†エンジェル」というタイトルだったが、
「ちゃおDX」2006年8月増刊から表記のタイトルに変更された。
もりがこれまで「ちゃお」に発表した長期連載作の『くのいち生徒会 こいき七変化!』や
『スパーク!!ララナギはりけ~ん』は、6回連載を繰り返す、
いわゆるシリーズ連載の形を取っており、
もりにとって本作は、初めての非シリーズ長期連載である。
また、全27話も、もりの連載作品としては最長である。
漫画の他にも、タカラトミーとウィザーズ・オブ・ザ・コーストの手でカードゲーム化された。
内容は以前アメリカで発売されたStar Sisterzと似たものとなっている。
「ちゃお」2006年7月号で明らかにされ、2006年9月から市販された。
さらに、このカードゲームを題材にとった『チャームエンジェル★星魂(スターソウル)』
なる作品が存在する。
単行本はちゃおコミックス(小学館)から全6巻が刊行されている。
wikiより一部抜粋
心を閉ざした少女アミーは、その言動から周りの人間に「悪魔」と呼ばれていた。
そんなアミーのもとにある日、天界の住人である天使「リコル」と「ラミエル」から
「星天使にならないか?」と尋ねられる。
星天使になるとなんでも願いが叶えられることを知り、アミーは星天使になることを決意する。
アミーは天使の2人からもらったエンジェルリングにより天使になり、
チャームを集めながら様々なライバル達と争い、友情を育んでゆく。
主要人物
保利アミー
本作の主人公。イギリスと日本のハーフで、金髪ロングヘアーが特徴。保利は父親の姓。
パートナー天使は『リコル』、試験神官は『ラミエル』。
任務を完了するためには一生懸命で、
「アミー必殺」と題した変身(コスプレ)でさまざまな危機を乗り越える。
良くも悪くも自由奔放かつ超現代っ子。
両親はすれ違いから離婚、それに起因する家庭崩壊が原因で人間不信になってしまう。また、離婚時の母親の言動から嘘が大嫌いである。
古びた修道院に父方の祖母(保利 麗)と2人で暮らしていたが、星天使候補学園に入学する。
クラスはどくだみ組で制服のネクタイの色は赤。
前述の経緯から心を閉ざしてしまったせいで、物語当初は周囲から「悪魔」と呼ばれるほど言動を恐れられていた。
しかし、リコルとの交流で少しずつ変化が見られるようになる。
最初しょっちゅうラミエルといがみあっていたが、想いを寄せていくようになる。
その一方で星天使候補学園で出会ったゾノに、「好きだ」と告白されるが、断れないでいた。
星天使を目指していく過程の中で、多くの仲間たちがいたからこそ自分は存在していたことに気付き、
星天使に「内定」した際、星天使になれたときの願いは「両親の復縁」から「親友・リコルの不幸体質の払拭」へと変わっていた。
リコル
アミーのパートナー天使。
極度のドジっ娘であまり役に立たないが、純真な性格。
その優しさで心を閉ざしていたアミーと信頼関係を築いていく、
しょっちゅう失敗をしてしまうのは不幸体質によるもので、天使の術を使ってもことごとく失敗してしまうタチの悪いもの。
不幸体質なのは、昔ミルの不幸を貰ったという理由がある。
以前は天使になる際に現世での記憶を消されたため、自身には記憶がなかったが、
ミルに「記憶の香水(パフューム)」を降りかけられたことで彼女との思い出が復活する。
しかし、後にティリの「ケルトのナイフ」で思い出は消えた。
好きな花はスズラン。
星天使候補学園ではアミーが授業中の時には小さくなってアミーをサポートする。
星天使候補生とそのパートナー達
ミル
星天使に一番近いといわれている優秀なチャームエンジェル。
パートナー天使は『ティリ』、試験神官は『マキディエル』。
天使とみまごう愛らしい容姿と万人を魅了する澄んだ歌声の持ち主。
性格は誇り高くしっかり者だが、淑やかな振る舞いの反面、根は血気盛んで男勝り。
ベクトルは違うもののかつてのアミーと同じく孤独な幼少時代を送り、その時期に生前のリコルとは親友同士だった。
リコル絡みの事や、試験神官のマキディエルから良からぬ事を吹き込まれていたこともありアミーのことが嫌いだったが、紆余曲折の末に心を許し、良きライバル・友人同士になれた。
ついでにツンデレに進化した。
星天使候補学園に入学する前はアミーと同じ学校に海外からの留学生として通っていた。
生前のリコルから教えてもらった歌をよく歌っている。
星天使候補学園でも優秀。
クラスはどくだみ組で制服のネクタイの色は紫。
マキディエル
ミルの試験神官。
公式でイケメン扱いされるほどの容姿の持ち主かつ飄々とした性格から人望も厚い。
しかし、本性は希望や人の想いを「くだらない」と断じ、野心のためなら手段を選ばない性格。
自分の担当する星天使候補生のミルのことも自分の駒として利用し、良からぬことを吹き込みアミーへの憎しみを煽っていたが、後にはっきりと見限られる。
物語終盤で、絶望の種なるものを入手したことから本性を表し、天界を壊滅状態に追い込む。
しかし、アミーに「希望の光」を叩きつけられ、倒された。
ディナ
星天使候補生。
パートナー天使は『ハルダ』。
所謂委員長タイプで規則を守らない人が許せない。しかし、リコルほどではないが慌てん坊なドジっ娘。
趣味はガーデニングで、自分で育てた花を部屋に飾ることもあるほどのお花好き。
頭脳明晰で特にチャームおたくの星天使候補エリオと常に競うほど、チャームの知識が豊富。
そのエリオとは恋人だったが、彼が星天使候補生から外れてしまったために泣く泣く別れてしまった。
ネクタイの色は青でクラスはどくだみ組。
星天使候補学園
シーザ
星天使候補生。
ポニーテールの美少女で、品のある優雅な立ち振る舞いで人々を魅了する。
かなりの食いしんぼうで、授業で出されたアミーの料理に惚れこむ(美味しさのあまりキャラまで変わった)。
ネクタイの色は白でクラスはどくだみ組。
五大天使・ビューティーの試練(セレモニー)で学園を去る。
チャームエンジェル
別名:星天使候補。
エンジェルリングというものを手にし、
千年に一度となる星天使になるチャンスが与えられたもの。
リングで天使になるためには、「天使の力誰(た)が為に!我が名はチャームエンジェル!」
と叫ばなくてはいけない。
五大天使が地上の様子を見て、心が震えた時に涙を流す。
その涙が、石となり、チャームになる。
稀に、五大天使の涙が二つぶつかった時にできる珍しいチャームもある。
チャームは次の5つの属性がある。
属性 | 色(学校ネクタイ色) | 効果 |
---|---|---|
ビューティー | パープル(紫) | 人を美しく輝かせ魅力溢れる姿へと導く力を持つ |
ハート | ピンク(赤) | 心を熱くさせるパワーを持ち、冷めきったハートをも震わせる力を持つ |
運 | イエロー(黄色) | 人が本来持つ運に輝きを混ぜ幸運に変え、たちまち災いを遠退ける力 |
知性 | ブルー(青) | 学を得たいと望む者に力を与え、すべての人に知る喜びを与える力 |
品性 | クリアー(白) | 清純さと落ち着きを与えて、頼られ好感の持てる者に変える力 |
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すべて見る【チャームエンジェル】 -Last waltz-
過去作品微修正転載。●※某少女漫画誌で連載してたチャームエンジェル話。レミィ×ミルなんだかミル×レミィなんだか。●レミィってアレですよ。星天使候補学校編の品性の授業でミルとパートナー組んだ、確か作中どくだみ組で唯一名前明かされず出番が無くなった(本誌カードリストにて名前発覚)、今で言うオネエ系というかなんというか不憫な子です。●当時何故このジャンルのこのCPで書いたのかというと何ていうか何だろう。どマイナーすぐる2,207文字pixiv小説作品チャームエンジェル~悲しみの記憶—
このお話は、「ちゃお」で昔連載されてた漫画の一部を書いたものなので、セリフや描写、等様々な部分を書き換えた部分があります。そこはご了承くださ登場人物 アミー このお話の主人公。星天使候補生の一人。勉強はあまり得意ではないが運動神経抜群で、明るく前向きなポジティブな性格。家事が得意で、中でも料理がダントツに得意。 リコル アミーのパートナー天使。不幸体質だが誰にでも優しくて穏やかな性格。アミーにとって初めてできた友達で、親友の様な存在。 ラミエル アミーの星天使試験管。真面目で厳しい反面優しくて穏やかな一面もある性格。いつもアミーやリコルの事を優しく見守っている。 ミル 星天使候補生の一人で、アミーのライバル。最も次の星天使に近い、と言われている存在で、美人で歌が上手だが冷たい性格。でもパートナー天使のティリには優しい。 ティリ ミルのパートナー天使。背が低く子供に見られがちだが、ミルの事が大好きで、ミルの力になりたいと思ってる。 マキディエル ミルの星天使試験管。かなり裏表の激しい性格で、何を考えているかわからない、要注意人物。 い。7,819文字pixiv小説作品