cv:宮崎敦吉
概要
主人公のグレンが勤めるアルザーノ帝国魔術学院の教授。領地貴族ノワール男爵家当主で、第六階梯に至っている天才魔術師。
普段はシルクハットを被り、片眼鏡をしている伊達男である。
一見すると紳士に見えるが、得意の精神魔術で少女の心を汚染していき、それを見るのが趣味という、とんでもない変態男であり、学院関係者から変態男爵と呼ばれている。実際、魔術競技祭の「精神防御」にて精神魔術でルミアの心を汚染つくそうと張り切ったり、虫歯の手術が嫌で脱走したリィエルを触手で体を弄られるとういう幻術を見せて捕獲しようとするなど、とにかくヤバイ。
こんなことをしているため、学院内ではあのオーウェルとともに危険人物扱いされ、普段は温厚なリックも内心クビ候補に挙げており、あのリィエルでさえも生理的に拒絶する程。
一方で、「フェジて最悪の三日間」では、学院や生徒(女子生徒だけ)を守るために敵に果敢に挑むなど、根は悪人ではない。
能力
変態面が強調される彼だが、第六階梯に至っているだけはあり、魔術師としての実力は非常に優れている。先述の通り、精神魔術が得意で精神作用系魔術の権威と称されている。
「フェジて最悪の三日間」では、勝てはしなかったものの「六英雄」のラザール相手に精神魔術を駆使して味方の損害を抑え、驚異的なまでの粘りを見せた。
人間関係
学院の同僚。彼のことは「グレン君」と呼んで接している。一方のグレンは、実力は認めてはいるものの、危険人物としてリィエルに注意している。
学院長。普段は温厚で生徒思いかつ部下思いである彼も、彼を何か理由付けてクビにしようと考えている。
学院の同僚。彼女もツェストをクビにしようとするリックの考えに反対しなかった。