概要
西ドイツ海軍がかつて保有していた、270トン型コルベットの艦級。
ドイツとフランスが共同開発し、建造され、1970年代前半にフランスで12隻、ドイツで8隻の合計20隻が建造されて西ドイツ海軍に配備された。現在のドイツ海軍における、近代的コルベットの始祖でもあった。主に、冷戦において、河川沖や沿海域における対空戦闘に派遣され、戦い続けたが、冷戦終結後の軍縮の結果1994年から順次退役が始められた。
2002年12月にはすべての本級がドイツ海軍から退役した。退役後の本級は3隻が解体されたが、チリとギリシャが6隻ずつ、エジプトが5隻引き取られた。