「皆殺しデス!」
概要
物語序盤で登場するラスボスを目指している女の子。声優は水野愛日。
正式名称“最終兵器DESCO”。
暗黒殲滅水陸両用戦闘生物の略称である。背中の蠢く生命体は「ウサタコ」。
ラスボスを目的として人間によって創り出されたが、廃棄処分が決定したため、魔界へと捨てられ地獄の特別房に幽閉されてしまう。しかしヴァルバトーゼたちとの出会いをきっかけに出獄。
風祭フーカのことを「おねえさま」と呼び慕うが、その理由については秘密にしている。
語尾に「~デス」と付ける事が多い。
また、時折「おもち」ということから好物は餅なのかも知れない。
魔チェンジタイプは『4』では「剣」。
性能
星属性の固有技を習得する、物理特化の魔物型ユニット。
固有魔ビリティーは、味方隣接時、1ユニットにつきATKが20%アップする「ラスボス設定」。
固有技の攻撃範囲が広く、敵の群れをまとめて倒すことを得意とする。しかも全てが耐性の影響を受けない星属性であるため、どんな敵が相手でも一定の効果が見込める。
そして怒ッキングすることで、ただでさえ広い攻撃範囲が更に強化され、より多くの敵を巻き込めるようになる。また怒ッキングキャラは十字型5マスの判定を持ち、多くのキャラと隣接できるため、固有魔ビリティーによるATK強化を活かしやすい。
この怒ッキングデスコに味方を隣接させてATKを強化し、広範囲の固有技を放つ戦術は非常に強力で、ストーリー攻略では鬼神の如き活躍を見せる。その強さはまさにラスボス。
また移動タイプが飛行であるため、キャラ界やアイテム界の攻略要員としても優秀である。
とにかく非の打ち所のない性能で、主要6キャラの中では最強格とされる。しいて言うなら、防御力と移動力が低いため、長期戦に弱いくらいだが、これに関してもタンク役として優秀なフーカに庇ってもらったり、長期戦が得意なヴァルバトーゼに後半は変わってもらったり、装備でガチガチに防御力を上げるなどしておけば容易に解決できるので弱点足りえていないのが現状である。
あまりに強すぎたためか、移植作品の『4 Return』では移動力が1下げられる弱体化を受けた。
まぁそれでも強いのだが…
外部作品での活躍
ディスガイアRPG
チュートリアル召喚の対象キャラの1体。
魔ビリティーはパーティの魔物型キャラの能力を強化する「ラスボスパレード」。
サブ魔ビリティーとして、敵全体のDEFを下げる「アンチバリア」などを習得する。
快適なプレイには欠かせない、低燃費の全体攻撃を初期習得している数少ないキャラ。
そのため攻略サイトではよくオススメに挙げられている。
初期のディスガイアRPGでは、1凸デスコを5体並べて、魔ビリティーによるバフ・デバフで格差を広げて全体攻撃で敵を殲滅するという、とんでもないパーティが考案されていた。
現在は同キャラ編成に制限がかかるケースが出てきたため、素直に別キャラ同士でパーティを組むのが無難である。
2020年6月に開催されたイベント「夏だ! 海だ! 恐怖の海開き!?」と共に水着デスコが実装された。
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デスコの正体とフーカとの関係
以下ネタバレ
その正体はフーカの父によって作られた擬似的な妹である。
元々フーカは生前「妹が欲しい」と言っており、同時に「世界征服を手伝ってくれるような強い妹がいい」と言っていたこともあり科学者であるフーカの父親がそんなフーカのために作った妹である。
しかしながらその後デスコの強化版ともいうべきデスゼットが誕生すると、デスゼットに敗北、結果地獄に放棄されることとなった。
フーカに内密に創られた存在であったため、フーカはデスコと会ったことがなく、彼女が自分の妹として創造されたことも知らなかった。そのため仲間になった当初はフーカから邪険に扱われ、その関係も姉妹というよりは親分と子分といった様子であった。
しかし物語が進むにつれ、息の合った連携を見せるなど絆を深め、終盤でフーカの父から真実を明かされる頃には、本当の姉妹のような姉妹愛が二人の間に生まれていた。
フーカ&デスコ編では、記憶がなくなると知りながらも転生しようとするフーカに対して「おねえさまに忘れられる」と考え苦悩することとなる。その結果、分裂デスコを生み出しデスコやフーカたちと対立することとなるが、デスコ自身がフーカの転生を受け入れることで、分裂デスコは元のデスコとひとつになり騒動は治まった。
しかし一連の騒動によりフーカの罪が肥大しすぎた結果、転生に必要な額を払い切れず生まれ変わることができないと分かったため、二人は別れずに済み、これからも地獄で仲良く暮らしていくことになった。