概要
業欲の天使というあだ名で魔界で盗みを働いている天使。
天使とは思えないほどに金にうるさい。(どのくらいかというと、第五話でヴァルバトーゼに助けてもらっておきながら、話の終わりごろにフェンリッヒに唆された形とは言えヴァルバトーゼに懸賞金一千万がかかっていると聞いた途端容赦なく命の恩人であるはずの彼に襲い掛かり恩をあだで返しているほど。(ちなみにフェンリッヒがそそのかした理由はヴァルバトーゼとブルカノが敵対する口実を創りヴァルバトーゼにブルカノを始末させるためである)これにはエミーゼルはもちろんさすがのフーカですらドン引きしていた。)
……が、魔界にも業欲の天使のファンは存在し、ファンクラブなるものが存在するようである。
本人はあくまで正当な徴収と言い張り、泥棒扱いされるのを嫌がる。
(金関係を除けば)性格は善良かつ常識的で、暴走する周囲を諌めたり、気遣う発言が多い。
神出鬼没でありストーリー中盤でヴァルバトーゼ一行の前にも姿を現す。
ヴァルバトーゼが嘗て約束を交わした人間の女性と瓜二つであるなど、ヴァルバトーゼの過去に大きく関わっていると思われるキャラクターである。
尚、本作のメインキャラクターの中の巨乳要員(設定イラストによれば、あんぱんぐらいらしい)であり、風祭フーカだけでなくフロンにも嫉みの目で見られている。
最終的には物語に大きく関わってくるヒロイン的存在。
尚、あのおっさんとは無関係。
終盤に判明する事実
以下ネタバレ注意
その正体は嘗てヴァルバトーゼが約束を交わした女性アルティナが天使として転生した姿。
最初は否定していたが、物語終盤でフロンに正体をばらされてしまう。
それ以降はキャラクターの名前もブルカノ(?)からアルティナに変化する。
ちなみに、正体がアルティナであるという伏線は物語の序盤から張られている。具体的には
・フェンリッヒがこの場にいないアルティナの悪口を言っている時、別の場所でブルカノがくしゃみをする。(この時ブルカノは「今、誰かがわたくしの悪口を言っていたような」と言っている)
・ブルカノがヴァルバトーゼを見て(昔の知り合いに似ている)と発言する。
・その後、ヴァルバトーゼの名前を聞いて動揺する。
・病気について非常に詳しい。
・戦挙事務所で話しかけると、ヴァルバトーゼに好意を寄せているのかと思えるような発言をする。
などである。
物語の黒幕であるネモが彼女を殺した人々を恨んで人類を滅亡させる計画を立てたり、主人公であるヴァルバトーゼが血を吸えない約束の切っ掛けになった人物であったりと、物語においての重要なキーパーソンであると言える。
金にがめつかったのは天使長であるフロンに納金するためであったが(それでも上記のヴァルバトーゼに対する仕打ちはやり過ぎだが)、結局そのお金の行方は巨大ロボット「フロンガーX」に消えてしまった。
またこのような背景からか特別な条件を満たさなかった場合、本作のエンディングはアルティナのエンディングになる。
pixivにおけるブルカノ(?)
上記のように本当の名前はアルティナであることから、ブルカノ(?)のタグが付けられた絵とアルティナのタグが付けられた絵が混在している。
以前はブルカノ(?)タグの方が多かったが、発売からかなり経った現在では上記の理由からアルティナタグのイラストの方が多い。