概要
日本一ソフトウェアのSRPGシリーズ『魔界戦記ディスガイア4』の主人公・暴君ヴァルバトーゼと元人間の天使・アルティナのカップリング名。
ゲーム本編でも少し変わった形ではあるがちゃんと結ばれており、公式カップリングである。
解説
ヴァルバトーゼが暴君と呼ばれていた時代、アルティナが天使に転生する前の人間だった時代に二人は出会った。
ヴァルバトーゼを恐れず、むしろ残虐な生き方をする(するのが常識の)悪魔である彼に同情したアルティナは「私の血を差し上げる代わりに他の人の血を吸わないでください」と申し出る。そんな彼女を見てプライドを擽られたヴァルバトーゼは「ならば、俺がお前を恐れさせるまで人の血を吸わない」と言い出し、互いに約束として成立する。
が、戦争の煽りを受けてアルティナは無実のスパイ容疑を掛けられ死亡。アルティナを恐れさせて彼女の血を吸う機会を永遠に失い、何よりも約束を重んじるヴァルバトーゼは彼女以外の人間の血を吸わないことを律儀に守り、以降吸血鬼でありながら人間の血を一滴も吸うことなく、吸血鬼の帝王の座から没落していくことになる。
その後ゲーム本編のやり取りを経て再会することになり、変化球な形ではあるが、めでたくゴールインとなった。
なお、ヴァルバトーゼは没落後にイワシという唯一無二の食材に出会った為、再会後は約束を果たしてアルティナの血を吸う事をきっぱり止めてしまっている。今後もヴァルバトーゼがアルティナ・人間の血を吸う事は決して無いだろう。
余談
明確に公式カップリングと分かる形としてはアデル・ロザリーのカップルに続いて二組目。
最初は悪魔×人間、現在は悪魔×天使という異種族カップルであり、そういう意味ではラハールにも通じるものがある。(ラハールは魔王と人間の子であり、作中で天使のフロンと交流を深めていく。)