トナラー

とならー

周囲が空いているのにわざと隣に来る人。

概要

周囲が空いているのにわざと隣に来る人を指す造語である。

電車や待合室や飲食店の座席、男子トイレ、駐車場などで見られる。

元々は自動車界隈で、同じ車種に乗っている、車種が好みなどの理由でわざと隣に駐車する人を指す言葉だったが、後に他の界隈でも使われるようになった。

パーソナルスペース（他人に近づかれると不快になる領域）に侵入されるため、実害はなくとも不快感を示す人は多く、SNSでは頻繁に話題となる。

当人にその気がなくとも、スリや痴漢の意図があると警戒されることにもなり、基本的に歓迎されない行為である。

だからといって防ぐために高速バスで2席予約して直前に1席をキャンセルする行為は、乗りたくても乗れない客が出るのとバス会社に損失が出るのでやってはいけない。

なお、満員で仕方ない場合はトナラーとは呼ばれない。

先述のパーソナルスペースも、空間密度が濃い場合には緩和される心理が働くことが理由とされるからである。

関連項目

隣　パーソナルスペース