概要
アンソニー・キース・グウィン(Anthony Keith Gwynn, 1960年5月9日 - 2014年6月16日)。
「Mr. Padre(ミスター・パドル)」、「Captain Video(キャプテン・ビデオ)」と呼ばれた。
1981年のNBAドラフトでNBAのロサンゼルス・クリッパーズから10巡目指名を受けたが、同日に行われた1981年のMLBドラフト3巡目(全体58位)で指名されたMLBのサンディエゴ・パドレスと契約し、野球の道を選ぶ。
1984年にはオールスター初出場を果たし、打率.351で初の首位打者のタイトルを獲得。
1987年にはリーグ1位の打率.370、リーグ2位の56盗塁という成績を残した。
1993年以降は中軸を務めることが増えた。
1994年に打率は.394
1996年には打率.353を記録したが、規定打席には4打席足りなかった。MLB史上初の規定打席不足での首位打者となった。
1997年は打率.372で4年連続で首位打者となった。また、自己最高の17本塁打、119打点、球団新記録となる220安打、49二塁打を記録。
1999年8月6日に史上22人目となる3000本安打を達成。
2001年のシーズンを最後に、通算打率.338、通算3141安打の記録を残して現役引退。
2004年にグウィンの背番号 『19』がサンディエゴ・パドレスで永久欠番に指定された。
2007年に野球殿堂入りの資格を得て、532票(97.6%)もの高得票を集め、1年目での殿堂入りを果たした。