概要
三畳紀後期の北米(チンレ層、ブルーウォータークリーク層、コロラドシティ層、クーパーキャニオン層、テコバス層、トルヒーリョ層等)に生息していたアロコトサウルス類。
テラテルペトンらとともにトリロフォサウルス科を構成する。
最大全長は2.5mと推定され、主に地表で生活していたと見られる。
下部側頭窓がないことからかつて鰭竜類と推定されていた。
前上顎骨と下顎先端には歯がなく角質の嘴状構造の存在が示唆されているほか、植物食に適した強い歯、堅牢なつくりの頭蓋骨はトリロフォサウルスが植物食の動物であった可能性を示している。