概要
CV:戸松遥
Cygames制作の対戦型カードゲーム『Shadowverse』に登場するキャラクター。
「ドラゴンさん」と呼んでいる緑色のドラゴンと行動を共にしている少女。
ドラゴンに守られてばかりであることを負い目に感じており、いつか自分がドラゴンを守る側の立場へとなるために心身を研磨している。
ゲーム上の性能は、「ドラゴン」クラス最大の特徴である「自分のPP最大値を+1」するPPブーストと呼ばれる能力を持っているのが特徴。現在「アイラ」を冠するカードは3種類登場しており、その全てが上記の能力を持つ。
ただし現在「アイラ」を冠するカードは全てローテーションルールでは使用不可能となっており、ほぼ全てのカードが使用できるアンリミテッドルールでのみ使用可能という状況になっている。
各カードの解説
ドラゴンナイト・アイラ
「私…強くならなきゃ」
カード名 | ドラゴンナイト・アイラ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ドラゴン |
レアリティ | ブロンズレア |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | ラストワード 自分のPP最大値を+1する。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
CV | 戸松遥 |
収録セット | クラシックカードパック 暗黒竜騎 |
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
最初に登場したアイラ。
ラストワードという能力によってPPブーストを発動することができる。
同じくPPブーストを持つカードの代表格である竜の託宣と比べると、タイムラグはあるもののフォロワーであるため、比較的少ないテンポロスでブーストが可能。
ラストワードであることを生かしてウルズとのコンボも狙える。
PPブーストにより大型フォロワーを早期に出す「ランプ」戦術デッキ「ランプドラゴン」の初期を支えた優秀なカード。一時期まではランプカード自体に優秀なカードが少なかったためアンリミテッドでは引き続き採用されていたが、ドラゴニックレイジの登場以降はそちらを使われることが多くなった。
竜剣の少女・アイラ
「新しい私になれた気がするの!」
カード名 | 竜剣の少女・アイラ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ドラゴン |
レアリティ | ゴールドレア |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | 進化時 自分のPP最大値を+1する。 |
CV | 戸松遥 |
収録セット | 時空転生 裁きの黙示 |
少し成長したアイラ。
PPブースト能力はラストワードから進化時能力へと置き換わった。
進化時になったことでドラゴンナイト・アイラの頃よりブーストできるターンは若干遅くなったが、2コストフォロワーの標準ステータスでブーストできるようになった点が大きい。
同じ能力を持つカードとしてはスカイドラコ・エチカやアンネローゼなども存在するが、2コストである分こちらの方が使い勝手は良い。
進化することでPPブーストを行えるカードとしては、3コストであるものの現在は烈覇のアルチザン・レジーが登場しておりそちらを使われることが多い。
また上記の進化時にPPブーストが働くカードの系譜として、第24弾現在のローテーションには独尊龍・スーロンが登場しておりそちらが使われる。
絆の竜剣士・アイラ
「強さと優しさ、全部をこめて!」
カード名 | 絆の竜剣士・アイラ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ドラゴン |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | ファンファーレ 自分のPP最大値を+1して、自分のPPを3回復。 |
進化後 | 攻撃力:6 体力:6 |
能力 | 自分の場に絆の覇竜がいる限り、このフォロワーへのダメージは0になる。 |
進化時 自分の残りPPが6以上なら6消費して、絆の覇竜1体を出す。 | |
CV | 戸松遥 |
収録セット | リバース・オブ・グローリー リナセント・クロニクル |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
立派に成長したアイラ。
レアリティはブロンズからゴールドと来て遂にレジェンドへと昇格した。
コストは6とこれまでと比べてかなり高くなったが、PP回復により実質3コスト分のPPでプレイ可能。
また、ブースト能力はファンファーレで発動するようになった。
更に進化時に6PP以上残っている場合、6消費することで絆の覇竜を呼び出すことができる。ようやく「ドラゴンさん」と共に戦うシーンがゲーム内にて見れるようになったと言えるだろう。
自分の場に絆の覇竜がいる場合自身へのダメージが0になるため、反撃ダメージを無効化し強力な盤面を作ることができる。
絆の覇竜
剣を振り、嵐を越え、人を救い、魔を退け、修行を積み。
ついに相棒となった少女を、ドラゴンは信じていた。
カード名 | 絆の覇竜 |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ドラゴン |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:6 体力:6 |
能力 | 自分の場に絆の竜剣士・アイラがいる限り、必殺 と守護 が働く。 |
進化後 | 攻撃力:8 体力:8 |
能力 | 進化前と同じ能力。 |
収録セット | トークン |
※守護…相手フォロワーは守護を持つフォロワー以外を攻撃することができない。
※必殺…相手フォロワーに攻撃したり攻撃されたとき、その相手フォロワーを破壊する能力。
絆の竜剣士・アイラによって呼び出されるドラゴン。
0ダメージ化能力により、6/6状態のアイラを必殺付きの守護が守っている状況(いわゆる守護裏)になる。特に元々こちら側が優位盤面だった場合、相手は状況を返すことが難しくなりやすい。
余談
神撃のバハムート関連
Shadowverseに登場する多くのカードと同じく、アイラの元ネタは神撃のバハムートに登場するカードの一つ。特にドラゴンナイト・アイラの場合、チュートリアルで人属性を選んだ際に最初に入手するカードとなっている。
ちなみに、神属性を選んだ場合はベビーエルフを、魔属性を選んだ場合はシャドウデビル・モリアナを入手することができる。神撃のバハムートではベビーエルフ改めメイとアイラとモリアナは仲良しであり、3人で旅をしたこともあった。
Shadowverseにおいてベビーエルフはベビーエルフ・メイ、シャドウデビル・モリアナは眷属の召喚のイラストで登場。
その後、第13弾カードパック『リバース・オブ・グローリー』のアディショナルカードにて、メイはアクティブエルフ・メイとして、アイラは絆の竜剣士・アイラとして、モリアナはシェイドデビル・モリアナとして再登場した。
『リバース・オブ・グローリー』は「過去のカードのリメイク」がテーマであるため、神撃のバハムートのチュートリアルで貰える3人娘が揃ってリメイクされたという趣向になっている。第13弾アディショナルカードでこれらがリメイク収録されたのはそういった経緯がある。
フレーバーテキストはアクティブエルフ・メイ → シェイドデビル・モリアナ → 絆の竜剣士・アイラ → 絆の覇竜で繋がっており、一連の物語となっている。
コラボ
2019年8月22日から実施された『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』コラボにて、Aqoursのメンバーの一人「高海千歌」が竜剣の少女・アイラの衣装でリーダースキン化された。
衣装は元イラストに忠実で、手のひらの上で浮かんでる宝石に加えて「ドラゴンさん」もSD状態で再現されている。
リーダースキン
前述したコラボにて衣装自体はリーダースキン化されたものの、アイラ本人は長い間リーダースキン化はされていなかった。
というのも、第1回人気カード投票(ドラゴンナイト・アイラ)はインペリアルドラグーンに、第2回(竜剣の少女・アイラ)は銀氷のドラゴニュート・フィルレインに投票数で負けてしまったために、リーダースキン化の機会を逃してしまっていた。
その後、第4回人気カード投票(絆の竜剣士・アイラ)にてついに1位に当選し、念願のリーダースキン化を果たした。第21弾カードパック『リナセント・クロニクル』にてリーダースキン付きカードが収録された。
なお第4回人気カード投票の一部のクラスは第2位・第3位のカードもリーダースキン化される関係で、2位の極炎のドラグーン・ローラや3位の呪われし影・ヴァイディに先を越されてしまっており、第1位のアイラは結果発表から約1年の時を経てようやくリーダースキン付きカードが収録される形となっている。