概要
BARTIMAEUSの主人公の一人。
野心家で才気に満ちた少年。
魔術師としてはジョン・マンドレイクという公式名を持つ。
2巻では国家保安庁の職員、3巻では情報大臣。
外見
黒髪に青い目。
痩せている。
2巻(14歳)では流行の服を身に纏い、髪を伸ばしていた。
3巻(17歳)では髪を兵士のように刈り込み短髪にし、ノーネクタイのシンプルな服装になった。
経歴・人物
魔術師見習いの例に漏れず孤児であり、アンダーウッド夫妻に引き取られる。
アンダーウッドは気難しく権威的な二流の魔術師で、ナサニエルにとって良い師匠とは言えなかった。
しかしアンダーウッド夫人はナサニエルに対して温かい感情を示した。
また、美術の家庭教師ラッチェンズ先生もナサニエルに寄り添い、両親から引き離され孤独を感じていたナサニエルの心を埋めることになる。
ナサニエルは非常に勉強熱心で野心家、そしてプライドが高かった。
若手のエリート魔術師サイモン・ラブレースに馬鹿にされたことで彼に復讐を決意、12歳かつ半人前の魔術師にもかかわらず中級レベルのジンバーティミアスを呼び出し、彼にラブレースの財産の窃盗を命じる。
それが原因でラブレースの陰謀に巻き込まれ、アンダーウッド夫妻を失う。しかしバーティミアスとの連携でラブレースの陰謀を阻止し、そのことを認められ魔術師社会へと復帰、ジェシカ・ウィットウェルという有能な女性の魔術師の弟子となる。
その後政界で頭角を表したナサニエルは、野心的で権力を振りかざす人間になっていく。
しかし心の奥底では幼少期のままの良心が残っており、バーティミアスそして一般人の少女キティ・ジョーンズとの関わりを通し、英国の真の英雄とも言える人物になる。
関連項目
ナサニエル・ホーソーン(文豪ストレイドッグス)「文豪ストレイドッグス」に登場するキャラクター。