概要
硬骨魚綱・スズキ目・ギンポ亜目・イソギンポ科・イソギンポ亜科・ナベカ属に属する海水魚の一種。
全長6~7cm。
北海道南部から九州に至る日本各地/朝鮮半島南部、中国の山東半島に分布する。
体も頭もよく側扁する。頭の背縁は丸く吻部では殆ど垂直である。頭には皮弁がない。体は黄色で、体の前半部に数本の特徴的な黒褐色の横帯がある。潮だまりや沿岸の岩礁域に生息するが、河口域でも見られる。雌はオオヘビガイの殻、石の穴、ホース、空き缶等管状物に卵を産む。雄はこれを保護する習性があり、管状物から頭だけを出して警戒しているのをよく見かける。
主なナベカの仲間
- ナベカ(メイン画像)
- クモギンポ