イソギンポ

いそぎんぽ

『イソギンポ』は硬骨魚綱スズキ目イソギンポ科に分類される海水魚。

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目次 [非表示]

1 概要

2 主なイソギンポの仲間

2.1 ヒゲニジギンポ属

2.2 ハタタテギンポ属

2.3 テンクロスジギンポ属

2.4 イソギンポ属

2.5 ナベカ属

2.6 クロスジギンポ属

3 関連タグ

概要

硬骨魚綱・スズキ目・ギンポ亜目・イソギンポ科・イソギンポ亜科に属する海水魚の一種。

下北半島から奄美大島までの日本各地及び朝鮮半島南部の沿岸に分布する。

体と頭はよく側扁する。目の上部に縁辺が櫛の歯状に分枝した皮弁があり、雄では著しく長い。両あごに1列の門歯があり、それぞれの後端に大きい犬歯がある。体に鱗がない。側線は背鰭の始部の下方から始まり、胸鰭の上縁に沿って下がったのち、体の中央部を走るが、やがて不明瞭になる。背鰭は前半の棘部と後半の軟条部の間に明瞭な切れ込みがある。体色はすみ場所によって変化し、淡緑色や淡褐色などであるが、一般に褐色系の者が多い。岩礁性の沿岸や潮だまり（タイドプール）の石の間などで普通に見られるが、珊瑚礁にはあまり見られない。跳びはねたり、素早く穴に潜り込んだりするため、捕えるのに苦労する。