概要
『ウマ娘 プリティーダービー』のスピンオフ漫画『ウマ娘シンデレラグレイ』のワンシーン。
登場人物の一人タマモクロス(ウマ娘)が、ナーバスになった時の姿。
元ネタは『シンデレラグレイ』第36R『今回は違う』より。
GⅠレース「天皇賞(秋)」にて主人公オグリキャップと初対決するタマモクロスの仕上がり具合について、担当トレーナーが所感を述べるシーンにて登場する一コマ。
『シンデレラグレイ』におけるタマモクロスは、アニメなどで見せる子供っぽくユルい側面も持ち合わせている一方で、基本的には史実通り「オグリキャップの前に立ちふさがる最大の壁」(公式設定身長140cmだが)として作中最強格の強キャラ扱いされており、それに応じた凄みのある描写が多い。
そしてついに二人の初対決となる天皇賞(秋)がはじまり、オグリ陣営がタマモクロスを警戒する一方、タマモ陣営は……
というシーンで、タマモクロスの担当トレーナーが、
「タマちゃんはレース前になるとナーバスになりがちで、
不安なままターフに送り出すことが常だった」
というコメントと共に、虚ろ目でヨダレを垂らしながら椅子に腰掛ける落書きのような絵柄のタマモクロスの姿を回想する。
元ネタでは「……けど今回は違う」と仕上がりに自信を見せるシーンに続くのだが・・・・
二次創作では
このあまりにシュールな見た目、および普段の強キャラ描写との落差がウケたのか、二次創作においてはタマモクロスのオチ・出オチシーンでしばしば見かけられるようになった。
他のウマ娘や他作品のキャラに波及していることもある。
ちなみに最初に作られたタマモクロスのAAはこのナーバスタマちゃんだったりする。
史実
競走馬タマモクロスも繊細な性格の持ち主で、特にレース中の落馬で全身打撲の怪我を負って以降はトラウマからレース自体を怖がるようになり、馬運車を見ただけで怯えるようになってしまった。レース前になるとナーバスになりがちというのは、この実話が元ネタと思われる。