概要
「ネムルバカ」とは、石黒正数の青春漫画。
プロのミュージシャンを目指す大学生の先輩と、女子寮で同室の後輩を主軸にした日常を描く。
『月刊COMICリュウ』2006年11月号 - 2008年3月号に不定期連載され、単行本全一巻に纏められているが、単行本に未収録の番外編も存在する。
2025年に実写映画化。平祐奈と久保史緒里(乃木坂46)がW主演を務める。
登場人物
鯨井ルカ(先輩)
演:平祐奈
プロミュージシャンを目指している大学生。所属バンド名は「ピートモス」。
自主CDを出したり、ライブはいつも満員御礼でインディーズでは名はそこそこ売れているらしい。「鯨井ルカ」はミュージシャンとしての芸名。
プロへの道を模索する日々を送る。彼女のセリフの「駄サイクル」は有名。
ちなみに同作者の「響子と父さん」は世界線が繋がっており、彼女の家族と本名が出てくる。
入巣柚実(後輩)
鯨井ルカと寮で同室の後輩。先輩と違い特に夢などはなく、古本屋でアルバイトをしながら毎日をなんとなく過ごすモラトリアム大学生。
酒癖が悪く、作中で何度も酒の飲み過ぎで嘔吐したり二日酔いに陥っている。
タイトルの「ネムルバカ」とは彼女の寝言の歌(?)を聞いて感動した先輩が録音した音源を元に作った曲。
関連作品
「先輩」の家族が主役の作品。本作では「先輩」はある日ミュージシャン目指して家出し行方不明扱いとなっている。
鯨井ルカや入巣柚実のデザインや関係性が嵐山歩鳥と紺双葉に似ている。