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CV伊東健人


人物編集


五大貴族のハドソン家の子息。

乙女ゲームではヒロインの攻略対象。


情熱的で真っ直ぐな性格魔法は火属性

同じく五大貴族のヘンリアランフィンとは同い年。


アリシアをデートに誘ったことがある。


デュルキス国の王子であるデュークとも幼い頃から親しくしていたが・・・・。





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歴史に残る悪女になるぞ














ネタバレ注意!!!




盲目的なリズ信者へと変貌し、アリシアやデューク、ジルたちと対立する。


厄介といえる信者と化し、アリシアがリズの思想を否定した際には二人の会話に割って入ってまでリズを擁護するなど端から見たら浅ましい行為を繰り返していた。


ある時にはリズ信者の女子生徒たちから陥れられそうになるという被害を受けたアリシアに対して許すように強要するリズを棚に上げ、女子生徒たちがアリシアから「ゴミ」と断言されるほどの過ちを犯したのも関わらず、アリシアの人間性を昔とは違うと非難した上でアリシアに対して「ゴミ」と罵ったことでデュークやジルたちが殺気を出すほど彼らの反感を買ってしまった。





アリシアが記憶を失くした(演技をした)デュークによって隣国のラヴァール国へ追放された後には他の五大貴族のメンバーとリズと共にデュークの父親である国王シーカー・ルークに呼び出されると事の真相を彼から明らかにされた。




「じゃあ、今までのアリシアのあんな言い方も、全部……、国王命令?」



半分は勘違いではあるものの、彼女の今の振る舞いが国王の命令であることに困惑した様子を見せ始めた。



デュークが父親の国政や国の現状を非難し、兵力が必要だと公言したタイミングで戦争するとは言ってないのにいきなり「戦争はダメ」と言い出したリズに賛同した上で




「俺はリズを裏切らない」


「リズの考えが俺の理想なんだ!」



と同調し、信仰心が強すぎる。改めて宗教の恐ろしさを感じる。とジルをドン引きさせるほどのリズへの傾倒ぶりを披露していた。






リズの化けの皮を剥がすというデュークたちの計画の嵌まり、リズと共に誘き寄せられ、デュークがリズを詰問する際にメルによって眠らされていたように見えたが・・・。








「何がどうなってるんだ?」





実際には眠ってはおらず、リズには眠っていると思い込ませており、彼女が本性をさらけ出しながらアリシアへの本音を暴露しているのを全部見聞きしていた。




「リズ? 君はずっとそんなことを考えていたのか?」


「俺は……、今のリズに何も感じない」



リズの浅ましい本性を目の当たりにして失望したことで彼女が無意識にかけていた「魅惑の魔法」が自動的に溶けた。




「リズはいつも自分のことしか考えていないな。正直、なんで君に好意を抱いていたのか分からない」



正常な判断ができるようになったことでリズの自己中心的な思考を否定し、彼女に軽蔑といえる感情を向けた。



「俺、アリシアに謝らないと……。きっと許してもらえないだろうけど」



悲愴な表情でそう呟いていたがデュークから「アリシアは最初から怒ってないぞ」とフォローをされた。




「アリシアの考えは最初からまともだったんだ。俺は五大貴族として……、上に立つ者として間違った選択をしてしまった」



洗脳が溶けても今までアリシアへの態度を魔法のせいにはせず、貴族として上に立つ者として己の過ちを恥じた。

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