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「”人の命が地球より重い”と言うのは無論、嘘だ

地球がなければ、あらゆる生命が存在できない

その地球が瀕死の重症だ!直す事が出来るのは私だけだ!!

故に、この私の命は地球より重い……。」

解説編集

CV:石井康嗣

要塞ヘリウッドの狂王でララ・ルゥ捕獲を企てた張本人。

ヘリウッドの転送装置でララ・ルゥが主人公・松谷 修造(シュウ)の暮らす現代の地球に逃げたため、ララ・ルゥと一緒にシュウを荒廃した地球に連れ去る。


世界征服を目論んでおり、ヘリウッドの起動と地球の再建に必要な水をララ・ルゥに出させようとしている。

自分の目的のためならだけでなく味方をも虐殺する暴君

頭脳明晰でヘリウッドのテクノロジーに精通し、作戦を立てたり戦闘指揮などでは優れた能力を発揮している。しかし突然被害妄想によって周りに暴力をふるい、無茶苦茶な命令を発しては急に別人のように冷静に戻る、不安定なメンタルを度々覗かせている。

敵をひきつけるために配置した味方ごと砲撃する、子供たちを兵隊として訓練し、子作り要員として監禁した女性たちを功績のあった兵士に褒美として強姦させている。ララ・ルゥのペンダントを探すために何度も同じ命令を出して広大なヘリウッドを家探しさせるなど、平静を失うと暴発する。

また過剰なまでに自己保身に執着し、自分を暗殺しようとした刺客がザリ・バースの住民だと知ると、無関係な住民も巻き込んで集落を制圧する作戦を実行した。


本編では披露されなかったが、軍人として銃器、ナイフ、格闘技などにも秀でていたらしい。

また副官アベリアとは愛人関係とされているが、アニメ公式サイトの紹介文にあるだけでハムドとアベリアが肉体関係を見せる様な場面はなく、アベリアが一方的にハムドに妄信している様子しか描写されていない。

時折、ハムドが激高してアベリアに暴力を振るうような場面で、取って着けた様な優しさを見せることもある。


もともと、これほど常軌を逸した人物ではなかったようだが、荒廃し切った地球の過酷過ぎる現実に向き合う指導者として非人道的な行為を命令する間に自己肯定と罪悪感でおかしくなったことが想像できる。

次回予告では、11話を除き、彼の自己弁護とも言うべき持論が展開されている。ここでは彼なりに地球を元に戻そうという理想があり、そのためには非道な手段を使うしかなく、自分は悪くないと主張している。

ちなみに、この次回予告の文章は、大地丙太郎監督ではなくダグラムボトムズの高橋良輔監督が手がけており、ほとばしる狂気が話題となった。


最期は、主人公をこの世界に転送した転送装置を使い「ここでなければどこでも良い!他の場所に行かせてくれ!」と懇願したが、それは(彼を信じたアベリアにとって)地球(自分)を見捨てることを意味したため、副官アベリアによって殺害された。


関連タグ編集

悪役 暴君 独裁者 躁鬱 おかっぱ


レプカ:遺された超科学に裏付けされた武力による世界征服を目論んだ末に部下の行いが原因で無残な死を遂げた文明崩壊後の未来世界の独裁者繋がり。

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