ハービセルとは、モンスターストライクにおける超高難易度『轟絶』クエストの降臨モンスターの1体である。
CV:泊明日菜
概要
轟絶クエスト第6弾「異形なる浸食者」の3体目たる、水属性のモンスター。ハービセルの由来はherbivore(草食動物)とselection(淘汰)の造語と言われている、他の浸食者同様、二つ以上の単語を組み合わせた造語と思われる。
容姿
遠巻きに見ればストライプのスーツにファーコートを着たセレブのようだが、そのコートの正体は「暴食一家(グラトニーファミリー)」という怪物の集合体。げっ歯類を思わせる口だけの怪物がうようよと集まって毛皮のようになっている様子は、特にトライポフォビア持ちは閲覧に注意を要するほどに悍ましい。さらに腕はチェーンソー状になっており、これで獲物を食べやすい大きさに切り刻むのだそう。
腹の大口の中には赤いウサギのようなモンスターが入っているが、これが「ハービセルという集合意識体」のすべての意思を司る本体となっている。
クエスト内容
クエスト概要
クエスト名称 | 集いし陥穽(かんせい) |
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初降臨日 | 1月2日 |
主なギミック
ギミック | 備考 |
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属性効果超絶アップ | |
重力バリア | 対策必須 |
地雷 | 対策必須 |
貫通制限 | |
弱点効果アップ | 弱点持ちは弱点以外ダメージが通らない。 |
ラックスキル「クリティカル」必須 | クローバー始動役以外はクリティカルを発動しないとろくにダメージが通らない。 |
クロスドクロ | クローバーを出すはこリンを呼び出し+暗転[ボスマップで追加](ビットン)/呼び出し+暗転(かちリン) |
クローバー | はこリンが移動と同時に移動前の位置にクローバーを出す 取るとラックスキルが確定で発動する 数ターン経過すると成長し、全員に効果が受けられる |
反撃モード | 自身が透明化する(はこリン) |
シールドン | ほぼ全ステージに出てくる障害物。 |
透明化 | 戦車コブリンとダスティル、PC-G3がハービセルを透明化(ボスマップでのみ) |
相互蘇生 | 戦車コブリンがダスティルを、ダスティルが戦車コブリンを蘇生(ステ2)/PC-G3が相互蘇生(ステ4・ボス2) |
ダメージ共有 | ボス3の上のハービセルが、ボスのハービセルとダメージ共有 |
「息苦しいかい?暑いかい?それが君らの運命さ…」
ギミックで適正キャラを絞るだけでは飽き足らず、ついにラックスキルまで強要されるという前代未聞の事態になった。
本クエストの敵は、ラックスキルの「クリティカル」を発動しなければろくにダメージが通らないような「とことん硬い敵」が多く登場する。
「そうもラックスキルは発動せんやろ」と思う方も多いだろうが、新ギミックの代わりに登場した「クローバー」なる新アイテムを取れば確定で発動する…「1回だけ」は。
クローバーを取った直後に対象に当たればまだよいが、イレバンなどで別の敵にあたってしまった場合はそれまた運任せしかなくなってしまうのが難点。クローバー取得から対象の敵にヒットするまでの角度が重要になってくる。
流れとしては「クロスドクロを発動して天使を呼ぶ」→「天使の出したクローバーを取る」→「対象の敵を直殴りしつつ相互蘇生対象ごと倒す」となるが、弱点を持つ敵に関しては「弱点をクリティカルで殴る」ことをしなければ十分なダメージを与えられないので、そこがまた難儀なところ。
かちリンや挟まり前提配置のビットンがクロスドクロ発動要因として出現するので、反射必須。ただ、一度クロスドクロを発動すればこれらは復活せず、貫通タイプでも動きやすくなるので、1体までなら貫通タイプの編成もあり。
主な適正キャラ
「君らもやっていた事だろう?どうして僕らはダメなんだい?」
反射
モンスター | 備考 |
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ヤクモ(武装) | おあつらえとばかりに直前の獣神祭で実装。AGB、超MSELとギミック完全対応の上壁ドンSSもあり。状況によってはボス1でワンパンしてしまえる。 |
仮面ライダー新1号&新2号 | 超AGBの加速で雑魚処理がしやすく、SSによる弱点強化も狙える。 |
マモン | 高攻撃力でクリティカルダメージが高い。ソウルスティールでHP回復も。 |
メルエム | 運枠候補。超バランス型にすれば火力を見込める。 |
貫通(編成は1枠まで推奨)
モンスター | 備考 |
---|---|
ロロノア・ゾロ | 超MSM+弱点キラーのクリティカル直殴りは強烈。SSの煉獄鬼斬りの割合ダメージで確実にダメージを与えられる。 |
クーフーリン | MSELに2段階目SSの攻撃力3倍の組み合わせが有利。 |
前述の通り主な適正キャラが非常に少なく、その上適正キャラを持っていたとしても非常に運が絡むクエストとなっており歴代轟絶クエストの中でも一、ニを争う難易度となっている。(適正とは…?)
性能
世界を淘汰する者 ハービセル(獣神化)
種族 | 幻妖 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 反射 | ||
戦型 | バランス | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極(L120) | 18886 | 22185 | 177.87 |
タス | +4900 | +10850 | +90.10 |
最大値 | 23786 | 33035 | 267.97 |
アビリティ | 超アンチ重力バリア/マインスイーパーM/火属性耐性/リジェネ | アンチワープ/SSターンチャージ |
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ストライクショット | 貴方が生み出した、我らが滅ぼした(16+4ターン) | ふれた味方のパワーと友情コンボ威力を一定期間アップ |
友情コンボ | マーキングボム(無) | 近くの敵に爆弾を付着させ、爆弾にふれる毎に爆発攻撃(威力80356) |
副友情コンボ | エナジーポッド(水) | 停止後にふれた味方の位置で炸裂する属性弾を放つ(威力401786) |
ラックスキル | シールド | 稀に自身へのダメージが激減する |
新友情コンボのエナジーポッドはエナジーボールの亜種とも言うべき性能。発動後、手番のモンスターが停止した位置を中心に広範囲に属性炸裂弾が放たれるというもので、エナジーボールと違って外れて炸裂しないという事態が発生しないのが利点。爆発による誘発で手番が発動した場合も例外ではない。
アビリティとしては天魔の孤城ステージ1(試練)適性の組み合わせに加え、パワー&友情アップのSSとSSターンチャージを持つため、友情火力を主軸にした編成にも使える。
バックストーリー
「捕食される時代は終わり…
今度は僕らが食い尽くすんだ!」
性格 | 知的、冷静で非情 |
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好きなもの | すべてを食い荒らすこと、暴食一家の家族たち |
苦手なもの | 飢えること |
自分以外のすべてを食べ尽くすべく現れた、淘汰の王者たる存在。巨大な身体を維持するためなら生物も建物も構わず食い荒らすというその性質はまさに「ザ・害獣」。ビルをかじって無数の大穴をあけたり電車などの巨大物もものともせずに喰らい付くなど、周囲のものを手当たり次第に食い尽くすという食の本能でしか動いてない…と思いきや、効率的に食うために防衛能力の高い都市から狙うというまさにネズミのような悪知恵も持ち合わせている。
余談
モンスターストライクの公式動画である『轟絶の秘密』に
よると、暴食一家(グラトニーファミリー)の正体は
ハービセル本体(赤色のウサギのような奴)をカリスマとして崇めて自らハービセルに食われた脆弱な者達の集合体という異質な状態で出来上がっている。
関連タグ
アビニベーシャ:世界を「喰らう」轟絶つながり。ただしこちらは世界を食べものに変えてから喰らうのに対し、ハービセルはそのまま食い荒らしている。