“理不尽なゲームオーバー”が付き物な対決型のクレーンゲーム。
とある条件を満たすことで「クレーン機の中に囚われたぬいぐるみ」となった2人を救うため、他の代表者2人がそれぞれアームを操作しながら戦っていく必要がある。
アームを動かす前に回すスロットの結果によって、ぬいぐるみを持ち上げる力が変動したり、報酬のメダルが倍に増えたりする。
(公式サイトより)
概要
「まいまいまいごえん」の舞台、「ゆぅろぴあ」のアトラクションのひとつ。ゲーム版にのみ登場。漫画版では背景のみであり、挑戦はしていない。
見た目
ピンクと緑の2つのクレーン台がくっついており、中にはお目当てのぬいぐるみと、他のいくつものぬいぐるみでごった返している。クレーンは、カエルタマゴの頭の鈴のようなものがついていて、スロットの結果に応じて表情が変わるようになっている。
ルール
先手と後手の順にクレーンを動かしていき、先にぬいぐるみを穴に落とした方の勝ち。アームを動かす前に回すスロットの結果によって、ぬいぐるみを持ち上げる力が変動したり、報酬のメダルが倍に増えたりする。プレイは一度につき5回で、メダルを追加すれば、また5回プレイできる。カエルタマゴいわく、先手後手に不利はないらしい。
スロットの絵柄と内容
- ×
アームの強さも速さも普通。絵柄が他のより目立つため、揃えやすい
- 力こぶ
アームが通常より強くなり、ぬいぐるみを長く運びやすい
- 長靴
アームの速さがゆっくりになり、狙ったところに行きやすい
- 7
力こぶと長靴の融合。さらに、報酬メダルが2倍になる
- 揃わない
アームが通常より弱くなり、速さも速くなってしまう
参加者
BGM
バイバイスロットBGM(ゾーヤのヘアバンド様引用)
余談
これまでのアトラクションが、観覧車やメリーゴーランドなど、大掛かりなアトラクションなのに対し、このゲームはデパートなどにもある小規模なアトラクションとなっていて、拍子抜けした人も多いと思うが、このゲームが、どれほど邪悪だったかは、説明せずともわかるだろう.....(後述参照)。
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ネタバレ
ここからはまいまいまいごえんの重大なるネタバレとなっています。
囚われたぬいぐるみというのは、バツ印の上に乗ってしまった人物のことで、乗ってしまうとその人物がぬいぐるみとなってクレーンゲームの中に入ってしまうのである。
さらには負けとなった人物は返ってこなくなる。つまり、どちらか片方が必ずゲームオーバーになるという、悪質この上ないゲームとなっている。
おまけに、もしアトラクションのプレイ中に集金時間が来てしまうと、ゲームは強制終了となり、どちらのぬいぐるみも、返ってこなくなってしまうというさらなるデメリットまでついている。
この際にカエルタマゴは、「“ミンナナカヨク“なんて無理。」、「どうせ最後はみんな争う」と、園児たちを嘲笑っていた。(このとき、園児たちの仲には歪みができており、それでもやっとチームで仲良くなってきた矢先だった)
ライオンたちがプレイするときには、ヒカルの最大の友であるマリアと、ライオンの最愛の妹であるライムが、それぞれぬいぐるみとなってしまった。
これにより、ライオンは「ライムさんは、私が守る」と、仲間を犠牲にしてでも、妹を救おうと、ヒカルは、「マリアもライムも両方助けられる作戦を考える」と、友達を絶対に見捨てないと、お互いの思いを胸に、アトラクションに挑むこととなった。
ゲームの「穴」
このゲームは「先手後手に不利はない」ため、先手でクリアしたとしても、後手もプレイすることは可能であり、後手もクリアした場合、「引き分け」となる。つまり、引き分けを狙えるよう、うまい具合に距離を詰めていき、最後のターンにどちらも穴に落とすことができれば、誰も脱落せずに済むこととなる。その場合、報酬メダルは1枚ももらえないが、命と比べれば、安いものだろう。
これをマリアに付かれたカエルタマゴも動揺していたが、クレーンゲームをわざと長引かせて長く居座るのは、ゲームセンター全般のルール違反として、長引かせると、強制退場をさせようとする等、せこい方法を使用してくる。
このゲームと、前にやったゲームによって、彼女の心は完全に折れてしまい、一つの悲しみを起こしたあと、ある、暴挙に出てしまう....。