ウ、ウ・ワ・ワ・ウワ♪
ウワワタ~クタク、チャァオ♪
CV:諸星すみれ(みどり)、長縄まりあ(ぴんく)、篠原侑(しろ)、内山茉莉(むらさき)
概要
パジャマパーティーズとは、「ちいかわ」に登場するキャラクターたちである。
ちいかわ世界における一種のアイドルグループであり、歌とダンスでライブを行っている。
ちいかわ族の中でも「モブかわ」や「グレーの子たち」と呼ばれるタイプのキャラクターで、顔が頬以外描かれていない。
メンバー
メンバーは4人。
- 緑色のパジャマを着込んだ、2本の角と丸い耳をした牛のような子(みどり)
- ピンク色のパジャマを着込んだ、モモンガに似た形の耳の子(ぴんく)
- 紫のパジャマを着込んだ、丸い耳の子(むらさき)
- 白いパジャマを着込んだ、耳がなく頭頂部にやや曲がった1本の角がある子(しろ)
また、後述の事件に伴い代理メンバーとしてちいかわトリオの3人が加わったことがあり、大きなイベント「むちゃフェス」では、彼らを合わせた7人で歌とダンスを披露した。
活躍(ネタバレ注意)
ポシェットの鎧さんから緑色のパジャマを買った子(みどり)が、「パジャマのつどい」というオフ会を開催。この時に集まった4人が、みどりが歌と振りつけを考案したのを経てパジャマパーティーズを結成し、後日単独ライブを開催するが、その時は観客は誰一人来なかった。しかし、そこにたまたま通りかかった労働の鎧さんがその時歌っていた曲を覚えており、そこから口コミが広がり人気を獲得していった。そしてある時、鎧さんから大きなイベント「むちゃフェス」への参加を提案される。
むちゃフェスへの参加を決め練習していた4人だが、練習中にでかい鳥に襲撃され、みどり以外のメンバーが連れ去られてしまう。
みどりは、パジャマパーティーズの真似をしていたちいかわトリオに「代理メンバー」になってもらい、「むちゃフェス」当日を迎える。
むちゃフェスでの出番直前、ステージ近くで「でかい鳥」に追われ逃げるパジャマパーティーズの3人をちいかわトリオが発見。みどりにステージを任せ、ちいかわトリオはでかい鳥の討伐をする。
でかい鳥の討伐に成功し、助かったパジャマパーティーズの3人は、耳を欠損、顔に十字傷を負うなどの大怪我を負っていたが、みどりと合流し全員揃って本番のステージに立つことができた。最後は自分達を助けてくれたちいかわトリオをステージ上に誘って一緒に歌い踊った。
アニメではこの「パジャマパーティーズのうた」はエピソード中にEDテーマに採用されており、ラストではちいかわ達が一緒に歌うVerも流された。
その後はちいかわ世界での人気アイドルグループになったようで、ちいかわとハチワレが野外食堂を利用していた際に、食堂に設置された巨大スクリーンに歌い踊る姿が映し出されていた。
以降もグループ活動を続けており「キッチンのひみつ」などの新曲を売り出しているものの、「パジャマパーティーズのうた」ほどのヒットが生み出せていない模様(決してコケている訳ではないのだが)。
他のメンバーはあまり気にしていないようだが「みどり」は「だしもの」編でコピーバンドがパジャマパーティーズのうたで盛り上げていた時も複雑そうな様子で見守っており、自分たちはニ曲目以降が続かない一発屋で終わるのではないかとでも思っているかのような様子で思い詰め作曲に打ち込んでいる。
余談
- 顔などの詳細な姿が描かれていないグレーの子たち(ちいかわ族・モブかわ)ではあるが、公式キャラクターグッズが出ており、ぬいぐるみが発売された他、シールやカードにも度々登場している。
- 顔が描かれていないキャラクターのため、顔を予想して描いているファンもいる。古本屋のように、グレーの子の素顔が描かれるようになった例も存在するが、パジャマパーティーズは現段階ではグレーの姿のままである。
- 上記の通り彼らが出した曲の中でも「パジャマパーティーズのうた」はぶっちぎりで根強い人気を獲得していることがうかがえる。故に必ずこれを歌うことはちいかわ世界内でファンからほぼノルマ化しており、その事についてみどりが思い悩む様子が話が進むごとに増えてきている。これに関して一部読者からは「いつか悩みすぎてキメラ化してしまうのではないか?」と懸念されてしまっている。