「よっしゃ~、順調っす! へへっ、今度こそもう救援なんていらないもんな。これでWもイネスも文句ないっしょ!」
概要
タワーディフェンスゲーム『アークナイツ』に登場するキャラクター。
メインストーリー第十一章実装により追加された★5医療オペレーターであり、新区分の連鎖癒師。
祖母に習った編み物が得意な少女だが、鉱石病感染により傭兵にならざるをえず、他のサルカズ傭兵同様ヴィクトリア首都ロンディニウムの戦場へとやってきたところ、ロドスと遭遇する。
プロフィール
人物
「「マンフレッドやその上にいる偉い人が、どんなご立派な目標を掲げてようが、あいつみたいな奴の後ろについて、人殺しに慣れた『一人前のサルカズ傭兵』になるなんて、うちにとっては全然目指したい良い暮らしじゃないんだよ!」」
率直で真面目な性格のサルカズ族少女。
元はクルビアの小さな町に暮らしていたが、サルカズという種族の例に漏れず、十歳の誕生日に鉱石病の感染が発覚する。感染者が学校に通い続けることはできず、自主退学して祖母の編み物販売の手伝いや開拓者とともに荒野で狩猟を営んでいた。しかしサルカズの傭兵小隊に出会ったことでパプリカは傭兵になることを決断する。
多くの場合、サルカズという種族であること、感染者であることはテラの大地において差別や迫害の対象になる。そのため、パプリカは幼いながらも傭兵になる以外に生きていく道を選べなかったのだ。
サルカズ傭兵のグリンについてロンディニウムにやってきたパプリカは、自分たちがロンディニウムで何のために戦っているかも知らず、末端の一傭兵としてただ命令をこなしていたが——。
性能
「みんな、うちが来たからって、安心して油断しちゃダメだかんね!」
味方のHPを回復する際、3体目の味方まで回復が跳躍する(回復量は25%ずつ減衰)。
群癒師と同じ攻撃範囲で、単体回復を行う。その際、回復対象から隣接または斜めのオペレーターへ回復を連鎖させることが可能。1マス以上空いたオペレーターには連鎖せず、また連鎖するたびに回復力が25%減衰するため使いづらいと思われかちだが、素質により初回単体回復量は群癒師よりも多く、攻撃範囲の端からさらに2体分連鎖すると考えれば回復範囲はかなり広い。
また、素で4人同時回復ができる希少な医療オペレーター。
例
■ ■ ■ ◇→◇→◇ 最大ここまで回復範囲内となる。
■ □ ■ ■
■ ■ ■ ■
普段は回復量の多い群癒師のような使用感だが、パプリカが化けるのは統合戦略#2、#3である。
秘宝「ナハツェーラーの杖」(効果:味方ユニットが最大HPを超える量の治療を受けた際、周囲の敵に回復量超過分の術ダメージを与える)により回復の連鎖先にダメージをばら撒ける。さらに秘宝「生けるバラ」(効果:味方全員が受ける治療とHP回復効果+20%)や「蒼白き花冠」(効果:味方全員が受ける治療とHP回復効果+30%)で回復力を上げればなかなか侮れない火力を出せる。
もちろん毒ガスステージに広範囲回復役として連れていってもいい。
なお、S2使用時は敵ユニット「サルカズ術師」のように杖をフリフリする。
「これが、お年寄りたちが言ってた、いにしえのサルカズの技……?」
とても可愛い。
基地スキルが二つとも優秀で、アーミヤやスワイヤーと同じ全貿易所の受注効率を上げる中枢スキル、カフカやバイビークと同じ高価値なオーダーの獲得率が上昇し消費体力を軽減する貿易スキルを持つ。
特に貿易スキルはシャマレやテキーラ、プロヴァイゾと組み合わせると受注効率が飛躍的に上昇する。
その他
プロファイル第三資料を読めば分かるとおり、Wやイネスに編み物を作ってあげている模様。
同じサルカズ傭兵(イネスは種族非公開)でありロンディニウムで助けられた縁で交流があるようだが、「Wのあんちくしょう」などとかなり親しげ。
昇進記録ではサルカズのラヴァやハイビスカスにも膝サポーターや編み医療パックをプレゼントし、ドクターは耳当てをもらったことが記されている。
ちなみに後方支援部記録ではパプリカは「編み物好きのサルカズ娘」と認識されている。
コーデ
来路(大陸版コーデ名)
【飙】シリーズ。2023/6/15現在、グローバル版未実装。