概要
ヒョウタンとはウリ科の植物、またはその実を加工して作られた容器の名前である。
漢語で瓢(ひょう)と呼ばれる植物の実で作った箪(容器)を瓢箪と呼んだことから植物自体もそう呼ばれるようになった。
日本では大きく実った実の果肉を腐らせて取り出し乾燥させて水筒として利用する。実の中央がくびれているイメージが強いが丸い物や下膨れの物など様々な形の品種がある。
因みに果肉には毒があるので食べられない。食べられないけど「六瓢(無病)息災」などとかけて縁起のよいものとされている。
同様に世界中で器として、または楽器の素材として利用されており、朝鮮半島の柄杓やお椀「パガチ」や楽器のギロ、シタールなども瓢箪で作られる。