CV:巌金四郎
概要
ビルフラン・パンダボアヌとは、小説『家なき娘』及びそれを原作としたアニメ『ペリーヌ物語』の登場人物。
フランスでも一二を争う大規模な製糸工場を一代で築き上げた創業社長で、主人公であるペリーヌ・パンダボアヌの祖父に当たるが、当初は自身に孫がいること自体把握していない。
息子のエドモン・パンダボアヌとは縁を切っており、ペリーヌの母であるマリ・パンダボアヌに対しては息子をたぶらかした女として忌み嫌っている。
孫がいたとしても面倒を見るつもりはなく、エドモンが妻と子供を引き連れて来たなら出て行ってもらうと明言している。
甥のテオドールと工場長のタルエルに後継者の座を狙われているが、息子のエドモン以外に後を継がせる気はなく、エドモンの行方を捜索させていた。
エドモンは物語開始時点で既に死亡しており、ペリーヌは自らがエドモンの子であることを伏せながら、父の死を悟らせないために奔走することになる。
視力を失っているものの、7000人以上の従業員を抱えるパンダボアヌ工場を厳しく経営しており、周りへ気遣いも少ないため恐れられている。
しかしペリーヌと交流するうちに、徐々に人のことを思いやる気持ちを取り戻していった。